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食卓DTM環境の振り返り
食卓DTM環境を作って一か月たったので、ちょっと振り返り。
そもそも食卓DTM環境とは
これまでコックピットみたいなMacのDTM専用環境を使って音楽つくりをしていた。
でも専用環境に籠ってしまうと、家族との会話が減ってしまった。
これはよくない。
ということで食卓で使えるWindows ノートPCで、同じクオリティのDTM環境を作った。
![](https://assets.st-note.com/img/1736737201-gWIemdEzK1Mn3aLAYcRbHSUV.jpg?width=1200)
ほんとに食卓で使えた?
むっちゃ使えた。
自分の部屋に籠らないで本格的なDAWと音源を使えるので、家族がお茶を飲んでいる横でも気軽に音楽を作れるようになった。
家族とも「寒いね」「そーだねー」と言い合えるくらいの距離感で、隙間時間に音楽つくりをしたかった。日常に根付いた音楽つくりというか。
隙間時間があれば、5分でセットアップ。
ご飯を食べるときは、5分で撤収完了。
とにかくフットワークは軽い。
食卓DTM環境にしてから、家族との距離は確実に縮まったと思う。
コスパは?
原価9万円のノートPC(2021年製 8GB i5)
1万ちょっとのDAW(Reaper)
これまでに集めた音源やプラグイン(食卓用DTM音源で紹介)
オーディオ・インターフェースは使っていない。
すごくコスパはいい。
もともとMacのLogicで音楽を作っていた。でもMacを買い替えると高いので、Windows11のReaperに切り替えた。(DAWをLogicからREAPERに転生した話)
さすがにアップル1社で作っているMacよりWindowsPCの方が選択肢も多くて割安感がある。さらに次のPCに乗り換えるときにも多分苦労しない。将来性的にも安心感がある。
DTMは金がかかる趣味というが、実はあんまり他の趣味と変わらない。
ほんとに本格的に作れるの?
ジョン・ウィリアムズの映画音楽や、イエスの様なプログレッシブ・ロックが好きだ。
一か月間使ってきたが、それっぽい音楽を作るのにはぜんぜん不自由はなかった。
Synthesizer V 弦巻マキさんも試したが、いまのところ音切れやトラックが作れないようなことは起きていない。
試しに20トラックのオケ編成を鳴らしてみたら、メモリ8割・CPU7割というところだった。
![](https://assets.st-note.com/img/1736747615-RHnJ6rb5mTNQyudpg3YwOFsB.png?width=1200)
しいて言えば、さすがにマスタリングは別プロジェクトで行う必要がある。メモリ8GBで音源トラックとOzone を共存させるのは厳しかった。
それ以外は快適。
ここで1曲
「深夜の2時間DTM」お題:「カクテルをイメージした曲」で一曲作ってみた。
使用音源:
Dexed (DX7クローン) × 4
KORG M1
Spitfire LABS × 2
Soundpaint
作っているときのストレスは一切なかった。
自分としては十分満足。
まとめ
正直言って構築するのは大変だった。(ビジネスPCで食卓DTM環境を作った に顛末があります)
でもリターンは大きかった。
音楽を作るためには、自由な気持ちが大切だ。
自由な場所で、自由な時間で。
家族に迷惑をかけずに、フットワーク軽く、お財布にも優しく、もしかしたら地球にも優しく、やりたい音楽を作れる。
こんなうれしいことはない。
長文お読みいただきありがとうございました。