【御礼とあとがき】ジュディ婆さんの事件簿
最後まで読んでくださった皆様、ありがとうございます。
連載4ヶ月。完結について嬉しいコメントもあり、自分なりの達成感もあり、書いてよかったな… と勝手に満足っているところです。特に、第7話の展開とエピローグはいくつも考えた組み合わせの中からチョー悩んで決めたものだったので、どう受け止められるか気になりまくりです。
「エッ!? いつか読もうと思ってたけど完結したん?」という人は、ちょいとした空き時間などに是非、読んでやってください。
ここからは……
御礼を先に述べ、後半はババアあとがき的な内容にするので、
後半は物好き(ババア好き)な人だけ読んでくださればと。
<御礼>
これまでババアの物語を読んでくださった皆さん、”スキ” やTwitterでコメントしてくださった皆さん、更にはピックアップしてくださった物好きな皆さん、本当にありがとうございました。「自分自身が書きたいから書く」とイキっても、やはり「読んでくれている人がいる」とわかる何かしらの反応はメチャクチャ心の支えになります。「おーし、続き、書くぞ」という原動力になりまくりでした。それと、まさかサポートまでいただけるとは思っておらず恐縮しまくりです。エンタメ摂取や他の方へのサポートに活用します。
これも過去2回ほど書いたのでシツコイ感じになりますが、小説を書くきっかけを与えてくれた逆噴射小説大賞関係者の皆さん、ありがとうございました。最終選考に残ったその評価に応えられているのか全くわからず書き進め、「アチャー(死語)、こういうカンジかー。400文字だけで評価するって難しいな。次回は10倍の4000文字にしよっと(ニッコリ)」などと思われているのでは…… と不安に思う時もありましたが、己とババアを信じて突き進みました。
これは撃ち合ったパルプな皆さんに対しても同じで、「最終選考でコメントまで貰っておいてこのレベルか……」とガッカリさせないように頑張らねば、などと勝手にプレッシャーに感じていました。
※もちろん、どちらもそういうコトを言うような人たちではないとわかってはいるのですが、”PV” と "スキ” の数量だけに囚われるとDAN-DANそういう気分になります。
しかし結果としては、(あたたかいnote界という前提がありますが)一部の人たちから前述のようにあたたかいリアクションをガシガシといただきましたので、自分の中ではニジュウマル評価(ただしスキルはまだまだ未熟)としておきたいと思います。
ありがとうございました。
<あとがき>
振り返れば、
# 1 を投稿したのが2018年10月31日(逆噴射小説大賞の締切日)。
逆大(勝手に略す)のレギュレーションが「その先さらに続く小説の冒頭400文字」と書かれていたので、401文字目以降の展開を妄想しながら投稿してみました。……その結果、頭の中でどんどん物語が膨らみまくるし、ジュディ婆さんが「はやく書きな」と囁いてくるし、面白そうだし、小説書いてみたいし、ちゃんと続きを書いて仕上げないとダメなんじゃないかと思えてきたし、そんなこんなで居ても立ってもホニャララになり。
バカ正直に # 2 を投稿したのが11月6日。
※# 1 は「続きを書く前提」で投稿したので、書き直しはしませんでした。
12月27日に逆大の結果が発表される前に # 15 (第4話)まで進んでおり、この頃になるともう結果とか気にせず楽しんで書いていました。正直、トーシロが大賞獲れるなどと(MAJIで)思っていなかったですし、「自分で面白いと思って書いてるからそれでいいや」的な。
結果、大賞は逃したものの書き続け、気づいてみればトータル4ヶ月。
”初めて小説を書く” ということもあって、道中アレコレと悩み、苦労が多かったのですが、ひとまず走りきることができました。
# 2 を投稿した当時、
「この物語は相当なボリュームになるぞ。本1冊くらいは余裕かもしれん。いや、上巻・下巻ばりかもしれん。いや、もう、事件がどんどん起きて終わりが見えないぞタハハ」
などと調子ブッこいていたのですが、実際書いてみるとそう簡単な話でないことに気づかされる日々。
入れる想定だったエピソードが重たかったり、テンポを崩してしまいそうだったり、あったら面白いけどなくても成立する話だと気づいたり、これはいつかスピンオフ的なアレでいいんじゃね、とか思い始めたり…………などなどなど、悩みに悩んで削った要素も多く。
※メンバーの昔と今… 成長や変化などを深く掘るような話や、もっと事件簿っぽい回、別の州での話し、悪魔側の視点の話し、ジュディの母親の話し、ジュディが失踪中の話し、”悪魔”・”狩人” に加えてこの世の大半を占める ”人間” を絡めたストーリ、などなど。
結果、文字数で言えばnoteカウントで 【122,195】。毎話添えていたリンクやらを除けばおそらく12万文字を切り、薄い本1冊に届くか? てレベルで締め括りました。チト書き足りない感もあるのですが、逆大投稿作品のなかで言えば結構なボリュームで無事に完結でき、内容についても、これはこれで自分としては納得できるひとつの物語になった、と思っています。
それと正直な話、若干…… ですが、人様から「こいつ飽きもせずいつまでこのババアの話を書くんだ」と思われているかも……? て勝手な強迫観念に襲われることもあり、意識的/無意識的に、終わりに向けて少しずつ、少しずつ舵を切ってしまった感もあります。「自分自身が面白い」と思っていても、「読み手はどうなんだろうか」と。で、ハッと正気に戻ったらストーリーが「あれ、もうこれそろそろ終わらせないとダメなカンジ?」て状況になっていた、みたいな。人様には何の責任も無く、100%自分がダメな点として、次回以降の教訓にしたいと思っています。
今後については、【デビルハンター】シリーズとして続きの構想は多分にあるのですが…… どうしようか悩んでいる状況です。
逆大に投稿した他の物語も、続きはだいたい頭の中にあるのでそれを書こうか、いや、自分としては今回のデビルハンターが一番面白いと思っているので続けてみるか、でも「イイ感じに終わらせた話が下手に続いてだんだん微妙になってきた。あるあるだよね」と囁かれないように書けるか、など、モンモンとしながらしばらく過ごします。
ひとまずは、どうするか考えつつ…… ここしばらく、ジュディのアウトプットにだいぶ時間を使っていた(実は土日に書く時間がない)ので、今年の目標として掲げた「ニンジャスレイヤー読むぞ(パルプな人たちいつも盛り上がっててすげー楽しそうだけどワシってアニメ版しか知らない……)」など、インプットにもう少し時間を使おうかな、ゲームやってないな、観たい映画もたまっているな、と考えています。
※ニンジャスレイヤーはどこから読むべきかサッパリなうえにスゲーボリュームぽいので、「初心者はこう読むと吉」みたいな手ほどきnoteなどを参考にしながらじっくりと読もうかと。
最後に、自分の超絶ワガママではありますが、
逆噴射小説大賞でメチャ面白い400文字の冒頭を投稿した皆さん、生殺しみたいになっているので続きをお願します……!
おわり