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仕事が出来る人やリーダーの本当の姿とは何か[なぜパワハラはなくならないのか]

今の時代インターネットで「仕事が出来る人」や「リーダー」と検索すれば記事がたくさん出てきます。どの記事も基本的にはいい事しか書いていません。

  • 失敗を学びに活かし次に繋げられる

  • 判断を下すのが早くて的確

  • 自責思考で他人を思いやれる

  • 全体を見て動く事ができる
    一見すると誰からも尊敬されそうな特徴ばかりです。ではなぜ上司やリーダーからパワハラを受ける人が後を絶たないのでしょうか?
    今回は私の経験則を踏まえて深堀りしていきたいと思います。
    インターネットに掲載されているリーダー像は私が出会った、仕事が出来る人の特徴に当てはまる事はありますが本当の姿ではありません。
    ただあくまで私の個人的偏見であり、かなりネガティブな要素を含みます。苦手な方はリターンをお願いします。


人のせいにするのが上手く口八丁手八丁である

仕事が出来る人は問題が起こった時迅速に解決し他人のせいにせずしっかり内省し次に備える。そんなイメージがありますが実際は違います。問題が起こった際はまず自分の利益、立場を考慮し軸にします。その上で判断し問題を自分の都合のいいように終息させた後、問題の根幹を部下(特にパワハラのターゲットになっている人物)になすりつけます。
こうして着実に下を蹴落としながら自分の評価を上げていきます。
まさに出世街道まっしぐら。
この記事を読んでいる方の頭の中には少なからず思い当たる方がみえるのではないでしょうか。この他責思考のリーダーのせいで一体何人の人が辞めていったのでしょうか。

社長や幹部の前で悪口を言い社内に噂を広めるスピーカーである


これは本人に自覚はありません。なぜならその上司にとっては事実を口から出してるだけに過ぎないからです。
悪口は大きな声で言えば悪くないとも考えています。
堂々としているのはいいですが、聞いている側も悪い噂を流された人もたまったものではありません。
噂を流している側の立場が上であればあるほど必然的に周りの人は気を使い神経をすり減らしていきます。悪循環の始まりです。
社長や幹部の耳に届くのは悪口のみでありそれ以外の情報は入っていかなくなります。

基本的に自分の事は棚上げで常に上から目線

仕事が出来る人はミスをした時真っ先に自分の非を認め改善するイメージがありますがここも間違いです。
仕事が出来る人はミスを指摘された時上手く言い訳をします。それは相手に言い訳と感じさせないレベルの高度な話術を使い謝罪をしたとしても軽いです。
なので「出来ていない」という事実の印象を薄くし出来ていなくても出来ているように見せています。
「では、あなたがやってみせてください」と言ってみるといいかもしれませんね。(怖くて言えないですが…)
この光景は勉強が出来ない親が子供に「勉強しななさい」と言っているようなものです。
自分を親かなにかだと勘違いしている傾向にあります。

常に損得勘定で動いている

もし誰かがパワハラを受けているのを見かけたらあなたはどうしますか?私が見てきた中で断トツに1番多かったのは「ただ黙ってみている、問題には極力触れない」でした。しかし仕事の出来る人は違います。怒鳴りという嵐が過ぎ去った後、上司を上手くよいしょして一緒にパワハラをします。
一見悪のように思えますが上司や仕事の出来る人に悪気は一切ありません。むしろ育ててやってるんだからありがたく思えくらい思ってます。(実際に聞いた事あります)
私は仕事が出来ないタイプの人間なのでパワハラされている方に共感し話を聞いてあげたりしましたがそれが裏目に出ました。パワハラを受けた人が辞めた時次のターゲットとなったのです。
いじめる事により周りが団結するという古来の典型的パターンです。悲しいかな人間はこのやり方が1番まとまりやすいです。
仕事が出来る人はこの悲しい人間の本質をよく理解しています。

自分に甘く他人に厳しくがモットー

仕事が出来る人は自分のミスが公になった時の謝り方や隠し方が上手いです。他人のミスは目ざとくみつけそれを周りに吹聴し自分のミスをカバーします。
ついでに他人のミスは私がケアしておきましたアピールも忘れません。
(リーダーのミスは静かで波風がたつのを嫌う人がこっそりカバーしています)
権力がある為周りは納得したように見せているので本人は自分の対応の素晴らしさに自画自賛しています。


身の振る舞い方を知っている

仕事してますアピールが得意です。何かあればすぐ泣きます。「仕事してます」「頑張ってます」アピールで周りの同情を買い自分の立場を守ります。そして泣かれた側にまた負担がかかる上悪い噂を流し情報操作をします。
これこそが「仕事が出来る人」「リーダー」の立場にある人の身の振る舞い方です。

本当の仕事が出来る人、本当のリーダーとは何か

真のリーダーとは一緒に働いている人の「なぜ」を追及し周囲を納得させ一丸となって組織に利益をもたらし尊敬される人です。
前述した「仕事が出来る人」「リーダー」はたった1人で利益をもたらしているように見せます。常に自分の成果を部下に復唱させ洗脳します。
洗脳されきれば幸せかもしれませんが洗脳はいつかどこかで覚めるものなのです。一時の幸せはとても危険です。

この記事の根拠は明確に数字で出ている

尊敬出来ない上司の特徴

上記の画像は仕事している全国の男女500名に「尊敬できない上司の特徴」を集計したものです。
500人中約半数の250人程の人が尊敬出来ない人のもとで働いているのです。
つまり250人の上司は上記に挙げられている特徴をしているにも関わらず上司で居続けているという事になります。
なぜこのような数の上司は上司になれたのでしょうか。
感情的で思いやりに欠け無責任で部下を守らず不真面目で不公平。しかしながら人のせいにして悪口を言いふらしポジションを守り常に損得勘定で動いている。だから上司やリーダーでいられるんです。「あの人は仕事が出来る」と常に周りが気を使って合わせてくれるのです。だからパワハラはなくならないのです。
もしもここにあげた「仕事が出来る人」や「リーダー像」が間違っていて今の職場に心から慕っている人がいるのであればこの記事を読んで怒りが込み上げてくるはずです。「いや、私の上司は最高でどこの誰よりも社員の事を考えてくれています。だからこの記事は間違っている」そう思えるのであればそれは素晴らしい職場です。最高の上司やリーダーがいる職場にいれて私は羨ましいと思います。長く勤めて頂き世の中を豊かにしていってほしいものです。

最後に…


仕事が出来る人イコールいい人ではありません。なので無理して仕事が出来る人の真似事なんてしなくていいです。大事なのは自分を大切にしてくれる人がちゃんと周りにいる事です。その為にも自分に適したものは何か、誰が自分を大切にしてくれるかを見極める目と感性が必要です。
常に自分を大切にしてあげてください。充分頑張っています。
自分が自分でいられる職場は必ずあります。だからもしパワハラを受けていたらこの記事を読んですぐに逃げてください。

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