生きものクラブ・天神川24年10月 実施
岐阜市の子ども自然体験教室、生きものクラブ・天神川は、10月20日に稲刈り、サツマイモ堀、天神川の清掃、生きもの調べを実施しました。
校区の運動会と重なるなど日程調整に手間取りましたが、運動会参加予定の小学生には先に稲刈りをしてもらうなどしてなんとか実施できました。
稲刈りは、地元の農協さんの協力で毎年、実施しています。岐阜県では、ハツシモという品種が多く、今回、子どもたちもハツシモを作りました。ハツシモは、すし米としてよく使われ、全国のすし米の90%ぐらいを占めているのだそうです。ただ、その名の通り、コシヒカリなどに比べると収穫時期が遅く、10月20日に稲刈りとなりました。
収穫したコメは、12月のこどもエコフェスタで使うつもりです。去年は、ポン菓子にしました。残りは、子どもたちで分けました。
サツマイモは、みんなで分け、僕は見ていただけなのですが、3本ほどいただきました。家で焼き芋にして食べました。
天神川の生きもの調べは、例年に比べ、短時間だったせいか、魚の種数は少なく、例年、いるオイカワなどは捕まりませんでした。年を追うごとに種数が減っています。今年は、参加する子どもが低学年が多いことも影響しているのかもしれません。
体調を崩されているにもかかわらず、会長の市原弘生さん(子どもと自然学会の最古参の会員)も顔を見せてくださり、天神川の生きものの解説をしてくださりました。
11月は、17日に金華山登山を予定しています。子どもたちの要望でもあります。金華山の森林は、大部分がほぼ極相に達している常緑広葉樹林(シラカシ、ツブラジイなどの森林)です。人口40万を超える大都市ではめったにない原生的な自然の山で、それを愛好し登山する市民も多い山なのですが、いま、伐採問題が起きています。その辺のことも子どもと考えたいと思います。
12月は、1日に、子どもと自然学会会員の安江定夫さんの協力で岐阜県白川町(白川郷とは別)で植林体験、15日に子どもエコフェスタの予定です。
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