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はじめまして。こどもとアロマです

はじめまして。
自然療法スクール*こどもとアロマ 原亜紀子です。

2010年より、お子さんへ使う薬を減らしたい、できるだけ体の負担にならないケアをしたいというお母さんのための自然療法の講座を開催しています。


アロマから始まった自然療法

私がアロマテラピーと出会ったのは、25年ほど前のことになります。

しばらくセルフケアで使っていましたが、息子が幼稚園に入ったころ、本格的に勉強を始めました。

まずは通信教育からのスタート。
子育て以外のことは何もしていなかった数年だったので、アロマの勉強は楽しくてたのしくて夢中になって学びました。

そして、どうしても本格的にアロマを勉強したい!という気持ちを抑えることができなくて、当時の夫を説得し、翌年1年間のIFAクラスに入学しました。

対面講座しかない時代でしたので、小さなこどもを抱えながらの専門的な勉強は大変でしたが、こどもの風邪、ケガ、家族のメンテナンスなど・・さまざまなシーンでアロマを使うことができると知り、自然と我が家の暮らしのなかでアロマは欠かせないものになっていきました。



息子は1歳のときに喘息と診断され、ときどき肺炎をおこしては入院していました。

アロマ勉強中のころ

その頃は1か月に何度も病院へ通い、薬は私にとって大事なお守りでした。

ところが、アロマテラピーを息子の喘息や体の不調のケアにも使っていくようになると、少しずつですがお薬に頼ることが少なくなっていき、気づくと息子の喘息で心配で眠れなかった夜も、ほとんどなくなっていたのです。

そこから私は体のことも学び始めました。

そして、家族の健康を守るのは病院でも薬でもなく自分自身であること、体を作るのは毎日の暮らしであることに気づき、自信をもってホームケアができるようになっていきます。

そのときの体験が、いまの仕事をするための大きなきっかけとなっています。



自然療法の講師としての仕事をスタート

2007年にアロマセラピストとなり、銀座にある漢方アロマサロンとスクールで講師の傍らイベントの企画、スクール運営やカリキュラム作りなどさまざまなことに携わってきました。

そこで漢方アロマやハーブを学び、さらにフラワーエッセンスやクレイテラピー、ホメオパシーなどのさまざまな自然療法も学んでいきました。

2010年からは自宅でママのための自然療法スクールこどもとアロマをスタート。

ほとんどマンツーマンレッスンでした

ただ、当時は1ヶ月に1~2人生徒さんが来てくれればいいほうで、仕事としては成り立っていませんでした。

それでも、講座をつくることやブログで発信することは大好きだったのでコツコツと続け、そのうち東京でも講座を開催するようになり、少しずつですが生徒さんも増えていきました。


そして、3年近くたった2013年の夏。

千葉と東京で開催した「皮膚を出口にしないためのスキンケア講座」が大好評となり、全国から受講したいといったお声をいただくようになりました。

子育てで時間が作れないママに、気軽に学んでもらえる方法はないかと考えた末に、メールセミナーという通信講座スタイルで講座を開催したところ、一気に全国からたくさんのお申込みがありました。

10年以上続いている講座です

不思議なことに、ちょうど同じタイミングで離婚が成立しました。

講師業だけでは経済的な自立は難しいと思っていましたが、これならアロマの仕事だけで親子2人暮らしていくことができる、と自信になった出来事でした。

その後は、起業ブームの流れにのって人気講師と言われるようにもなり、募集をすればすぐに満席という状態が続き、息子が大人になるまではこのペースで働いていこう・・と走り続けてきました。

ビジネス講座のゲスト講師としてよばれることが増えてきたころ


あれから10年以上がたち、息子もいまは成人して社会人です。

これまで受講してくださった方はのべ6,000名近くになりました。

何度も改訂を繰り返しているテキスト
学んですぐに実践できるスタートキット


最初のころの生徒さんのお子さんはすでに高校生になっていたり、当時の生徒さんが講師になっていたり・・時の流れを感じています。

私自身もいまは本当にやりたい仕事で自分のペースに合わせて働いています。

コロナ禍をきっかけに、メールセミナーは動画講座に切り替わっていきましたが、こどもとアロマは10年以上「お家で学べるママのための自然療法の講座」をお届けしています。

動画にも慣れてきました


自然派医師本間先生との出会い

2020年の夏、自然派医師の本間真二郎先生からこれからの世界、これからの生き方についてのお話を聴く機会がありました。

2021年には本間先生の講演会を開催

当時はコロナ禍に入ったばかりで、みんなが不安を抱えていたとき。
私もそれまでのような物質的な豊かさに偏りすぎた暮らしに対して疑問をもつようになっていました。


そこから私の次の冒険がスタートしたような気がします。

いま目指しているのは
「自然と繋がり、自分の手で作り出すよろこびを感じられる暮らしをしていくこと」

ただ、もともとインドアで人見知り、できないことはお金でなんとかしようと思っていた私にとってはハードルが高いことばかり。
理想と現実があまりにもかけ離れ過ぎていて、最初はどこから始めたらいいのかもよくわかりませんでした。

でも、自然療法を伝えているのに1日の多くの時間をパソコンの前で講座を作り、SNSで発信している毎日に、本当はずっと前から居心地の悪さを感じていました。

本間先生のお話には、私がずっと抱えていたもやもやした気持ちに対する答えがあるように思えたのでした。

そこから土中環境のWSへ参加したり、自然農の畑へ通うようになり、土の中も体の中も同じであることに気づいて、これまで学んできたことが一気に繋がっていくのを感じました。


自然農のある暮らし

2年前に20年住んでいた大好きな千葉を離れ、静岡に移住しました。

そこで、伊豆にある自然農の農場と繋がることができ、いまは念願だった自然農の畑を借りて、週に1~2回のペースで通っています。

山の木々が美しく水が豊かで素敵な場所です。

畑はいちばん好きな場所

2024年は、自然農の先生をお招きして小さなWSを開催しました。

雑草屋の小松学ちゃんの畑の環境改善WS

仲間たちと一緒に土と触れ合い体を動かしながら虫や植物たちとの共生について考えていく時間はとても豊かで幸せで満たされています。

そして初めてのお米作り、1つの田んぼを種籾を選ぶところから収穫して玄米の姿になるまでを一通り経験したことで、自分でいちから作り出す大変さを実感することができました。

初めてのお米作り

まだまだ目指す暮らしからはほど遠いところにいますが、それでも少しずつ本当に自分が心からのぞむ暮らしに近づいてきているのだと感じます。

アロマテラピーを始めて25年。
そこから始まった自然療法がいろんなところへ広がっていき、心と体、自然と繋がることの大切さを教えてくれました。
当時は思いもよらなかったいまの暮らしですが、きっとここを目指してずっと進んできたのだなといまは感じています。

自然療法のアイテムたち

これからの活動

いまは、これまで以上にこどもも大人も心はストレスを抱え体にもさまざまな不調を抱えている人が増えています。

そんなとき、薬を使う以外の方法があることや、私たちの体にはもともと治す力がしっかりと備わっているのだということを多くの人に知ってほしいと思っています。

薬を使う前に、病院へ行く前に、お家でできることはたくさんあります。
病気にならないための日々の暮らし方も。

ここでは、アロマテラピー・ハーブ・クレイテラピーでお母さんがホームケアを実践していくための方法、自然農との暮らしについて書いていきます。

以前は、自然療法の先生なのに仕事はパソコンやスマホばかり・・ということに違和感を感じていましたが、そのおかげでたくさんの方と繋がることができました。

これからは、私自身はもっと自然と繋がりながらさらに学びを続けていき、その経験を私と繋がってくれた方たちへ発信していきたいと思っています。


どうぞよろしくお願いいたします。






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