
YOSAKOI煽り(MC)「テンプレ前口上」
嫌われるの覚悟で言わせていただきますが、#YOSAKOI 演舞の前口上、
— よさこい作曲家 山口隆博「和風掛け声」 (@kdmsz) October 27, 2018
かなりのチームが同じことを言ってるし、
お通夜みたいなテンション。
衣装や楽曲に気を使うのと同じ意識で
もっと他と差別化するべきだ。
これ、長くなるので後日ブログに書きます。
ご意見等リプいただけると嬉しいです。
はい、すみません。
おそらく知り合いにも
やってる方がいらっしゃるので
ちょっと気がひけるのですが、
YOSAKOIの発展のためにも
あえて言わせて頂きます。
テンプレ前口上、やめよう
これ、いります?
例えば、こんなの。
— よさこい作曲家 山口隆博「和風掛け声」 (@kdmsz) October 27, 2018
===
会場の皆さんこんにちは
〇〇(地名)から来ました〇〇(チーム名)です
この度はお祭りのご開催
誠におめでとうございます
精一杯踊らさせて頂きます
手拍子、足拍子、おこころ拍子
よろしくお願いします
それでは参ります
===
って言ってるチームすごい多い。
(九州)
あまりにも同じようなことを言うチームが多いので、
— よさこい作曲家 山口隆博「和風掛け声」 (@kdmsz) October 27, 2018
正直、ホントにそう思ってるのかと訝しむほど。
チームさんのや煽りの方の個性もありますが、
挨拶ってその人の第一印象を決める大切なものなので、
僕だったら大事にしたいなと。
「演舞で元気に楽しませるから…」
というのは、また別の話し。
僕がイマイチだと思っているのは
・同じことを言っているチームが多すぎる
・聞き手を意識せず淡々と話している
というところです。
チームのスタイルや、
煽りの方の個性などにもよりますが、
僕は元気にハツラツと
「会場のみなさ~ん!!こーんにーちわー!!」
と挨拶するチームのほうが好感が持てます。
そして、定型文的な挨拶より、
「私達の地元は○○です」
「こういう名産、観光名所があります」
「ぜひ遊びに来て」
とか、そういう話が聞きたい。
ちなみに、
「こういう想いで踊っています」
という話も、「わが町を盛り上げるため」だったら全然わかるんですが
「世界平和のため」など抽象的なものはちょっと…。
踊りで伝えて欲しい。
総じて、紹介するならポップにしてほしいですね。
僕が好みの前口上
千葉県の「鴉」さん
ノリがいい挨拶から、
自ら、カリスマと名乗り
演舞見たらわかる、と手短に挨拶。
そして、仰る通りカッコイイ。
長崎県立大学リズム戦隊メロディアスさん
2009年の演舞。
のっけから、他チームと差別化されていて
「え?なになに?何が始まるの?」
って感じで引き込まれる。
お客さんと一緒にやってるのも良い。
かごしま新世界さん
元気良く、地元推し、
チーム独自の決まり文句
スマートに演舞に。
特別なことはしていませんが、
すごくいい流れだと思います。
関係者からの反応
おこころ拍子
— じっぺた☀️たまに踊るAIライター (@Jippeta) October 28, 2018
ご開催おめでとうございます
踊らさせていただきます
悪くないですけど
多いですね。
パターン化してるというか。
「お祭りのご開催おめでとうございます」
もよく聞きますが、
これ、お客さんに言ってるんでしょうか?
どっちかというと、運営スタッフに言う言葉じゃ?
運営面から言いますと、正直あまり歓迎されてないんです。時間オーバーの原因になりやすく、実際高知では立派にこれやるとクレームされます。チームさんの気持ちはとてもわかりますが、お客さんからしても早く演舞みたいので、サッと軽くMCで始める事が今はベストじゃないでしょうか。
— ひらん ♪曲つくり (@hirahiran) October 28, 2018
たしかに、早く演舞みたいのはわかります。
前口上は門構え
— ふでや (@inuyamayoruton) October 28, 2018
軒並みな家は敢えて立ち寄ろうとは思わない
王道でいいのは誰もがわかる老舗…ってとこでしょうか
特別なことしなくても、踊りの入り口に誘うことはマイクの大事な役割ですね
一言で笑顔に
一言で足を止めて
一言でその気にさせる
理想です(笑)
失礼いたしました
うん、何でも「つかみ」が大切。
煽りを15年ほどやってますが、例えにあげられてる文句は、私も好きじゃないですね。前口上が上手くない私が言うのもなんですが。
— がんちゃん (@gann_2951) October 27, 2018
会場司会によるチーム紹介と、司会から演舞チームにマイクが渡った後の口上がほぼ類似内容、というのは勿体無いと思いますね。内容重複で運営面でもロスタイムですから尚更。…
— 渡 亮之 (@Y_Watari4351) February 26, 2025
運営側から見ても時間のロスという点では改善の余地あり、という感じでしょうか?
2024年版の追記
上記の内容は2018年の投稿と、その際にそれをブログにまとめた記事になります。そして、2024年にYOSAKOIさせぼ祭りで「青春グランプリ」の審査委員をさせて頂いたときにも同じような投稿をしました。
多くのチームさん、ステージMCから「どうぞ!」と紹介されて「会場の皆さん、こんにちは~」の挨拶で入ります。で
— よさこい作曲家 山口隆博「和風掛け声」 (@kdmsz) October 22, 2024
・お祭りご開催おめでとうございます
・〇〇県から来た「(チーム名)」です
・精一杯踊ります
・手拍子、足拍子、お心拍子~
があり、
「それでは参ります(声色が渋くなる)」
続↓
という流れの前口上をやることが多いのですが、僕はMCが「どうぞ!」と言ったらもう演舞スタートだと思ってるんですよね。
— よさこい作曲家 山口隆博「和風掛け声」 (@kdmsz) October 22, 2024
少なくとも、そこで観客を掴むことができたら、いくらかの加点は期待できるのに、他チームと同じような挨拶をするのは本当にもったいないと感じます。
続↓
当然、それをやったほうがいいチームもあるでしょう。しかし、何も考えず前口上に時間を割いているのであれば、そこもショーの一部として構成したほうが絶対にいい。
— よさこい作曲家 山口隆博「和風掛け声」 (@kdmsz) October 22, 2024
あと、その流れでいえば、入場してから両手を広げて整列しているのも、何か良いアイデアないかなと思っています(流石に暴論かな)。
そういう「準備」の時間も上手にエンタメにできたらすごいんじゃないかなと。
— よさこい作曲家 山口隆博「和風掛け声」 (@kdmsz) October 22, 2024
逆に、退場までを上手にエンタメにしているチームさんはいくつかありますよね。
あれの入場版ができれば良いのになという意味です。
以上、どこからを演舞開始と考えるか、という話でした。
ただ観客は常に見ている。
言ってることは2018年と変わっていませんね。僕は音楽畑の人間なのでバンドのライブなどとYOSAKOIを比較すると、入場~前口上に関しては本当にもっと考えたほうが良いと思っています。
おまけ
全然関係ないのですが、トップ画像のために生成したらツボだったのでw
上の画像はChatGPT、こちらはGeminiで出力してます。入力した命令文は同じ。
