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10/3子ども食堂開催報告

10/3は子ども食堂開催日でした。利用者はコロナの影響などもあり、少なめの15名、ボランティアは20名、そして宇都宮市医師会社会支援部の関係者の皆様5名の見学があり、会場は賑やかになりました。

今回は大学生、高校生のお兄さんお姉さんたちが8名ほどお手伝いに来てくださり、一緒に食事を食べたり、人生ゲームで子どもたちと遊んでみたり、片付けを一緒にしたりと子どもたちも遊び相手が多かったので笑顔で
楽しんでくれていました。
私は医師会の皆様と当会とでなにか協働できる部分はないかという視点で、困窮者向けの生鮮食品プロジェクト(https://www.asahi.com/articles/ASS944607S94UUHB00GM.html
や宇都宮市医師会が毎週出演されている地元FM局ミヤラジの「行列ができる!街かど相談室」のパーソナリティーの方との連携などを相談させていただきました。
まだ、具体化に向けて話し合いが必用な部分ではありますが、さまざまな地域資源が連携協力して、地域の子ども支援につながっていくという姿が生まれだしているのは本当に頼もしく、嬉しく感じています。
新しいネットワークがそれぞれの活動領域で宇都宮市内でも活発に活動が見られており、こうした動きが将来どういった姿につながっていくのか実践者として、また市民として興味深く見守っていきたいと思っています。

さて本日も沢山の献立を用意することができました。
宇都宮市の宮っこの居場所応援連絡会議事務局様を通じて、高根沢の農家加藤様からピー太郎、なす、青パパイヤのご支援を
向伸株式会社様よりネギやきゅうり、ミニトマトなどの沢山のお野菜を
祥雲寺様よりお菓子やりんご、なし、グレープフルーツなどの果物を
それぞれご支援いただき、調理に活用させていただきました。

加藤様はミライテラス様からの御縁で繋がらせていただき、会場からも近いということで見学に来ていただき、宇都宮市の宮っこの居場所などの取り組みについてお伝えさせていただいたところ、宮っこの居場所応援連絡会議につながっていただき、宮っこの居場所全体へ野菜のご支援をはじめてくださっています。
加藤様とも農家のフードロスの課題と子ども食堂の支援をうまくつなぐことができないかと課題の共有をさせていただき、いろんな関係者の方のご協力をいただきながら、どうにか新しい形が生まれるようになればと願っているところです。

さて、当日の献立ですが
お肉たっぷりのカレーライス
冬瓜と鶏肉のスープ仕立て
コロッケ
イカメンチフライ
ホタテと長ねぎのバター炒め
エビチリ
ピー太郎となすの煮浸し
青パパイヤと豚肉の炒めもの
チーズロール
かぼちゃサラダ
やさいたっぷりのサラダ
くだもの三種
ヨーグルトアイスと冷凍ミックスベリー添え
の13品を準備することができました。

献立が多くなりすぎていたこともあり、予定していたほろほろチキンは次回に延期となりました。

はじめて子ども食堂の見学に来られた管理栄養士の方が、小さな子どもたちがバランスよく彩りよくお皿に食事を選んでのせていて素晴らしいと感じたということや日常でもこれだけの食品を食べる機会はなかなか準備できないので素晴らしいと思うという感想を伝えてくださいました。
また、その他の見学者も賑やかに地域の老若男女が一同に会して食事を賑やかに楽しく取っていることがとても良く感じられたということもお伝えいただき、子ども食堂の良さというのか価値を少しお伝えできたようで安心しました。

次回はハロウィンイベントを実施します。そのための会場の飾りつけやお菓子釣りの準備をボランティアの皆様と一緒に行いました。
次回イベントの予定ですが、簡単な仮装道具を準備して、仮装体験をしてもらうほか、お菓子をゲットできるお菓子釣り、お菓子を食べたあとの歯磨きをしっかり学んでおこうというLION様提供のおくちからだプロジェクト体験キット24年秋版を実施予定です。
その他、調理体験として、クレープを焼いて自分で飾り付けしてみよう。また、わたあめを提供予定です。ボランティアの皆様の人数によりますが、提供できるといいなと思っています。

さて最後に11/7は会場都合のため、開催を中止とさせていただきます。最近休みが多くご迷惑をおかけしております。今回の帰り際一人の保護者の方が、家に帰っても配偶者の方の帰りも遅く、子どもと二人きりでさみしいんです。一緒にこうしてみなさんと食事できる場所があってとても助かっていますと声をかけてくださいました。
こうしたお声をいただけて本当に嬉しいですし、一緒にごはんを食べるという価値や地域のこども支援の姿をあらためて感じることができました。
乱暴な意見ですがこうした一緒にご飯を食べられる場所が地域にあるだけで、救われる方もきっと多いんだろうなと思います。もちろんいろんな障壁もあり難しいところがあるので、子ども食堂という形がその役割を担っているのでしょうが、子ども食堂の本質的な価値はどこにあるのかという部分を突き詰めれば、一人にならない居場所が増えていくことがそのひとつなのかなと思いました。

簡単にSNSで繋がれる時代ですが、やはり地域で集えることの意義というものがあらためて見つめ直されている時代なんだなと感じました。

また最後に報告ですが、当会で活動してくださる数名の若者のボランティアの皆さんが、地元FM局ミヤラジの番組に出演することが決まりました。10/12(土)毎週土曜日17時~ 中村長司 (たけし) パーソナリティがお送りしているの「地元もりあげ隊!」を是非お聞きください。
ボランティアさんがどういう思いで活動してくださっているのか、私自身も聞くことができる機会は少ないので、楽しみにしています。


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