石黒亜矢子展(世田谷文学館)
概要
『石黒亜矢子展 ばけものぞろぞろ ばけねこぞろぞろ』
世田谷文学館
2023年4月29日(土・祝)~9月3日(日)※月曜日休館
※ただし7/17は開館し、翌日休館
10:00~18:00
これから行かれるための楽しみのために、あえて写真は載せていません
訪問時間
火曜日(開催4日目)
晴れ
11:30~12:30の回を予約購入済
当日券は並ばず購入可能な状況
コインロッカーあり(100円リターン式)
ベビーカー貸出・授乳室・おむつの交換台あり
会場の様子
特に列もなく、すんなりと入場できる
細かい絵ではあるが、混んでいないので見難さはない。
一部写真撮影OK。
子連れはいなかったけど、絵本の挿絵に関してはその絵本が置いてあるので楽しめると思う。
感想
石黒亜矢子さんの初めての大規模個展。
ご本人が「一生に一度あるかないかの大展覧会」とおしゃっているほど、とにかく点数も多く見応えがあり、充実した時間が過ごせた。
妖怪、幽霊など存在するのか?しないのか?という怖い存在を猫化させているものが多く、特に猫好きさんには外せない展覧会。
入り口はやぐらが組んであり、彼女の飼い猫「てんまる」と「とんいち」が睨みを聞かせながらお迎えしてくれる。
正面には《地獄十王図》のビジュアルがあり、妖怪の世界にお邪魔してしまう感覚になる。
絵本のイラストのコーナーには、絵本が手に取って見れるようになっており、時間が許すのであればゆっくり読むことも可能。
裏エピソードなどもところどころ彼女の言葉で書いてあり、意外と文字を読む展示かも。
イラストの校正指示を貼ってあるマスキングテープがヒグチユウコさんのものだったり、ぬいぐるみ作家の今井昌代さんの特別展示もあったり、原画以外の展示も楽しめるのがポイントが高い。
物販については、図録はなくて作品集の其の弐が先行発売されていた。
展覧会オリジナルグッズはそれほど多くはないのだけど、ソフビとかクッションはすでに売り切れ&転売されているものも。
ご本人がSNSで「再販するから絶対に転売から買うな」とはっきり言ってくれているし、グッズ売り場は入場しなくても入れるので、焦らずに再訪するのもあり。