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マリー・ローランサン展(Bunkamuraザミュージアム)

概要

『マリー・ローランサンとモード』
Bunkamuraザ・ミュージアム
2023年2月 14日(火)~4月9日(月)※3月7日(火)休館
10:00~18:00※金・土曜日は21:00まで(入館は閉館の30分前まで)


これから行かれるための楽しみのために、あえて写真は載せていません


訪問時間

  • 特別貸切鑑賞日

  • 無料ロッカーあり

  • トイレ内におむつ替えシートあり

  • 長期休館中に施設の補修や設備の更新があるとのことなので、子連れ対応充実に期待

会場の様子

  • 貸し切りの日だったので、普段の並び具合は不明。
    時間枠の終わり頃は並ばないけど、次の枠の人達が後から押し寄せてくるのでのんびり見ているとその波と合流してしまうのは他の展示と同様。

  • 記録映像の前では人が溜まるが、あとは流れていてゆっくり見れた。

  • 一部写真撮影OK。

  • 混んでいなかったらかもしれないが、ベビーカー入場OKのよう。

感想

東急の本店が閉館し、Bunkamuraも長期休館になる前の最後の展覧会。
ローランサンとガブリエル・シャネル、同じ1883年に生まれた二人の関係なども含めて紹介されていて、当時の彼女たちの活躍がいかに美術とファッションに影響を与えたかが知れるものだった。

特に私が気になったのは、ローランサンがバレエ衣装と舞台美術を手掛けたバレエ・リュスの演目《牡鹿》。
彼女の絵(額縁があるかのように切り取られた四角い装置)を背景とし、その前で彼女がデザインした衣装を着て舞うダンサーだちが、絵から飛び出してきたような感覚で観ていて心地よかった。
また、1929年の世界大恐慌の前後でも彼女の女性の描き方が変わっているのも面白い。

他にも、女性をコルセットから解放したポール・ポワレのドレスイラスト、ローランサンからインスピレーション受けたカール・ラガーフェルドのシャネルのドレスなどが展示されている。
昨年三菱一号館美術館で開催されていた『ガブリエル・シャネル展 Manifeste de mode』を観ていた方は、より一層楽しめるのではないかと思った。

物販は、文具系が充実。
全く混んでいないので、ゆっくり見れるが、展覧会オリジナルグッズは多くないのですぐ見終わった。