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アメリカ印象派展(東京都美術館)
概要
『印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵』
東京都美術館
2024年1月27日(土)~4月7日(日)※月曜日、2月13日(火)休館
※ただし、2月12日(月・休)、3月11日(月)、3月25日(月)は開室
9:30~17:30※金曜日は20:00まで(入室は閉室の30分前まで)
これから行かれるための楽しみのために、あえて写真は載せていません
訪問時間
火曜日(開催11日目)
雪のち曇り
13:00頃到着
前売り券を購入済
当日券は並ばず購入可能な状況
コインロッカーは奥の方が余裕あり(100円リターン式)
ベビーカー貸出・授乳室・ミルク用のお湯のサービスあり
会場の様子
時間枠が設定されていない上に、待機列もなくスムーズに入場できる。
キャプションで説明があるものの前では人が溜まるが、モネ等ヨーロッパの印象派のところが一番混んでいた印象。
フォトスポット以外での写真・動画撮影不可。
子連れはいなかった。
感想
タイトルに「モネ」とついているが、中心となる作品は、ウスター美術館の印象派コレクションであり、フランスで生まれた印象派が、ヨーロッパやアメリカにどのように影響を与えていったかという点に着目した展覧会。
ほとんどが日本初公開の作品とのこと。
それに加え、日本国内のフランスの印象派の影響を受けた画家の作品も多く展示されており、見応え十分の展覧会だった。
今回の目玉となっていた、ウスター美術館のモネの《睡蓮》。
同美術館は、美術館として初めてモネの《睡蓮》を購入したとのことで、その購入までの書簡(複製)が見れたのが面白かった。
また、この《睡蓮》は今まで私が観たものの中でも一番幸福感を感じられる色彩で、モネが季節・時間・天候を変えて同じ風景を描いた良さを改めて感じられるものだった。
ただ、モネの作品はこの《睡蓮》の他に《税関吏の小屋・荒れた海》のみ。
館内のスタッフさんにそのことを確認している方がいて、その反応を見ると、タイトルに釣られてモネの作品がたくさん観られると思った方が多いのだろうなという印象だった。
そこで満足度を上げてくれるのが、”アメリカのモネ“と言われたチャイルド・ハッサム。
《花摘み、フランス式庭園にて》はモネっぽいけど色味が鮮やかで可愛らしいなという印象で、他の作品も同様にモネらの印象派の技法を取り入れながらアメリカらしい風景を表現しており、もっと作品が観たいと思わせるほど素晴らしかった。
「モネ」を観たくて行くとがっかりすると思われるが、モネやルノワールなどから影響を受けた印象派の作品がまとまって観れるの機会なので、印象派好きの方にはオススメ。
物販は、種類も豊富で珍しいものもあったけど、自分的には使わないと思うものが多くほぼ購入せず。
レジも待たずに買える程度だった。
フォトスポットは、意外と誰も使っていなかったので穴場。
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