SPY×FAMILY の映画を見に行き、おまけでもらった対談本が面白かった話。
冬休みのお約束
息子が年末からずっと言っていました。
「SPY×FAMILYの映画が見たい!!!」と。
まぁ元旦からいろいろあったし
先延ばしにしていましたが、
ついに見に行ってきました。
私は基本的に映画より本が好きですが、
子どもたちはアニメーションが大好きです。
親はそれに合わせることになり、
映画館に連れて行く機会が増えました。
SPY×FAMLYは最新刊までマンガで読破していましたが、
今回の作品はオリジナルストーリーなので、
見たことのないワクワク感と、
いつものフォージャー家のノリと、
アーニャが×××を我慢している様子に息子は大爆笑。
(映画館なので、声を押し殺し、口を手で押さえていました)
横で見ていて、
あぁ、連れてきてよかったなって。
お約束は果たせました。
入場特典は発見がある
入り口で特典の本が頂けたので中を見ていくと、
いろいろ載っていて面白いです。
(×××の神様にすべてもっていかれますが)
神様以外にちゃんとありました、読み応えのある部分が!
この漫画を描いている作者の遠藤達哉さんと
主人公のロイドの声優の江口拓也さんの対談が!
Q.映画では、フォージャー家が
フリジスという土地に旅行に行きますが、
お二人は、今後行きたい旅行先はありますか?
こんな質問があり、
江口さんは、
積極的に旅行するタイプではなく、
出張先を楽しむことが多い。
お酒が好きだから、
歴史を知った上で味わうのが好き。
その土地と空気感を感じ生産者の方へ思いを浮かべる。
遠藤さんは、
僕はあまり食に興味がないので、
取材に行った時もその辺のものでいい。
そこに時間や労力を割くよりも、
建築物や風景を見ることの方に興味がある。
と答えている場面がありました。
これを読んで、
なるほど、声優さんは
日頃から、作家さんが生み出したキャラに
自分をはめ込んでうまく表現する職業。
歴史を知った上で味わうっていうのも、
好きなものの背景をうんと感じ切って
作ってくれた人にリスペクトしつつ、
自分にとりいれているんだろうな~。
なるほど、作家さんは
日頃から、主人公の動き以外にも
その周りの世界観とか風景みたいなものを
大事にしていて、
旅先でも自然と目で追ってしまうんだろうな~。
と、勝手に解釈させてもらいました。
となると、私自身は旅先に何を求めているんだろう?
少し考えてみました。
今の私の場合は、
家族みんなが喜ぶものがあるということが、大前提です。
・食事は、食べられるもの以上の何かを含むこと。
(例えば、バイキング、自分たちで釣る体験ができる、BBQなど)
・ホテルは、観光場所から移動できる範囲にあること。
(例えば、車で2時間以上の距離は途中で休憩ポイントも必ず入れる)
・みんなの思い出になるイベントを入れること
(例えば、プール、花火、ずっと見たかった展示を発見、初体験)
・宿題の日記にかきやすいように写真をとることなどなど。
これらが計画通りに進み、
最後にフォトブックにまとめて満足し
よく見返します。
家についてからの
こういう時間の方が
旅行そのものより好きかもしれません。
楽しかったな、
いろいろあったな、
とゆっくり思いをはせる時間が。
あれ?
もし、これが一人旅だったらどうだろう?
私だけ。たった一人、だったら……
おそらく、
BOOKホテルみたいなコンセプトの宿を見つけ
思う存分読みふけっているでしょう。
こういうのは、一人がいい。
いいな、そういう旅も。
きっと、私はこうやって
この先もずっと本と一緒に生活をします。
映画特典のこの薄い冊子の1コマで影響をうけるように。
次の思考のタネを探し、自分を再発見しながら。
☆~☆~☆~☆~☆
この劇場特典本には、
作家の遠藤先生の主人公の作り方が
自己投影型か?理想型か?みたいな話もついているので、
そこもおもしろかったです。
気になる方は、ぜひ劇場へ☆
読んで頂きありがとうございました。