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家族でお金の話をしたいなら、2023年のベスト本は「夢と金」

この記事は、noteさんのお題「#今年のベスト本」で書いています。


2023年ってどんな年?

コロナ明け、少しずつ社会が戻りつつあった年。
ChatGPTが騒がれて、AIの飛躍的な進歩がみられました。
2023年、清水寺のお坊さんが書く、今年の漢字1文字は「」。
みんな、よくわからぬ税金をとられるのが許せないんですよね。
確かにあれはバカになりません。

そんな、2023年ですからやっぱりみんなの関心は「お金」かなと思い、
私がいろいろ読んできたお金本で、今年のベストを決めたいと思います。

ベスト本は西野亮廣さんが書いた「夢と金」

今年に発行されたお金の本の中で、読みやすいのがこれ。

一般の本と比べて、行間が広い!そして、口語体。あっという間に読めました。

この本は、実用的というよりも西野さんの体験をベースにお金にまつわる知識と実践が書かれています。
内容的には理解はできるけど、主婦の私にとってはNFTとかは遠い存在。
一般に浸透するのはもう少し先なのかなと思いました。技術的に。
だったら、逆にチャンスで、
今この本を手に取って未来の世界をのぞき見をした上で、
家族でお金の価値のあり方を確認するには、いい1冊じゃん!
なにせ、西野さんって挑戦者なので。
耳の痛い話は大体真実だいいか?
こうやって、ゆるゆるな私を叱咤激励してくれます。

個人的にも、2023年には地元のカフェに西野さんと編集者の袖山さんが来てくれたので、身近な体験として印象に残っています。
その時、編集者視点で語ってくれた袖山さんの西野さんに対する印象は、
「西野くんってね、毎日大きくなっていくの。子どもが急に大人になっていくみたいに。ついていけなくなるぐらい……」だそうで(遠い目でした)
そしてご本人からは、「みんな、本当に死ぬほど何かをやったことあるでしょ?」との発言。その場にいたほとんどの人は「……。」黙ってしまい、
逆に、「えっ?死んだことないの?」みたいな感じで返されて笑いの空気に。いや、私は死ぬまでしないかなぁ。。。

そっか、なるほど!お会いしてみて、わかったことがあります。
西野さんって、かなりハイスピードで経験を糧にして成長している方なのですね。私の身の回りにはそこまで成長にアグレッシブな方はめずらしいです。これが、影響力をもつ人の行動力かぁ!
まだまだ甘いな自分。
つい遠目に見てしまいました。
あ、お顔は整っていて、かっこよかったです。
はい、すみません、脱線しました。

☆4.6の高評価!

それでは、この本が気になるという方に向けて、家族が気になる所だけを3つピックアップしてご紹介させて頂きます。
他にも経営者目線とか、マーケティング目線とかで、いろいろ読み解くことができると思うので、内容が気になったらご購入を検討してみてください。
絶対、学ぶべきところはありますから!Amazonの☆評価は何と4.6!


「夢と金」 家族が学べる3つのこと

①初戦をとれ!
②「お金」が尽きると「夢」は尽きる。これが真実。
③子どもと共に学べ!

「夢と金」より

①初戦をとれ!

世界は、〝最初に勝った人間”を贔屓し、〝最初から持っている人間”を贔屓する。学校じゃおしえてくれないけど、これが世界の理だ。
人生の前半戦に努力を集中投下し、初戦をとれ。
近くに子供がいるなら、このことを教えてあげて欲しい。

「夢と金」p313~p316より

こんなこと言われなくても知っている。
産まれた時からお金持ちの家で育った人たちは、そりゃ勝ち組だよね。
当たり前じゃん。そんな感想が沸いてくると思います。
私もそう思いました。
ただ、現在子育てをしている私はこの「人生の前半戦に努力を集中投下する」っていう所は、こっそり教えてあげられることじゃないかなと思いました。まぁ、本人の努力とやる気次第ですが。
今の学校教育は、公平とか平等とかを掲げつつ、多数決という本当にそれで決めていいのかわからない決め方で物事が進んでいく世界です。
(時間制限があり、人数が足りない教育現場なりの工夫でしょう。)
だからこそ、家庭教育の場では世の中の不平等を知らせてあげて、子どもたちに真実を早めにつたえ、小さくてもいいから武器となる(芸事)を身につけられる環境づくりをしておくと、人生イージーモードなのかもしれません。あとは、巨人の肩に乗る方法と。かわいがられる力。
ここに「気づく」かどうか!学校ではおしえてくれない所。

世の中の真実!

②「お金」が尽きると「夢」は尽きる。これが真実。

世の中にヒューマンエラーはない。あるのはシステムエラーだけだ。
「人に失敗をさせるシステム」にこそ問題がある。
事故の「原因」を取り除かない限り、また同じ事故が起こる。
「原因」とは、「ある状態や変化を起こす〝もと”となるもの」のことだ。
最後は「お金」という「原因」に辿り着く。

「夢と金」p15~p16

これまで一体どれだけの夢が「お金の知識不足」「お金の古い固定観念」で殺されてきたのだろう?僕らは「夢」だけを選ぶことはできない。

「夢と金」p324~p325

大人の大多数は、生活費を稼ぐために仕事をしていると思います。
だから、夢のための投資資金ではなく生活をするためのお金だけしか考えません。だから、「足りない!足りない!」ばかりです。
これが、節約思考につながり、ひいては身を滅ぼしていくのです。
コロナで資金切れ。
息子に向かって、「……ごめんね。習い事やめてくれないかな?」と。
こんな自分が嫌で、よくわからぬ税金の使い方をしている政府に矛先を向けて、「俺の税金を返せ!それがあれば我が子は夢が続けられたのに!」って怒ります。だから、今年の漢字は「税」。
(あ、これは、全部私が作りました。でも、何かありそうでしょ?)
つまり、資金繰りに関しての無知の問題。
現在も西野さんは、あの手この手でお金を生み出しています。
人を助けるための手段の大公開です。
その具体的な手法が、たくさんこの本に書いてありました。
もちろん、真似できないものもたくさんありますが、1つでも参考になるものがあるなら、あなたにとってこの本の1500円は決して高くはないはずです。ぜひ、情報の泉を受け取ってみてください。

お金の勉強は大事

③子どもと共に学べ!

お金の問題から目を背けるな。
家族を守りたいなら、チームを守りたいなら、お金について話し合う時間を作れ。父親なら、母親なら、先生なら、子供達にちゃんとお金の話をしろ。
自分も分からないなら、そのことを正直に白状して、子供達と共に学べ。
そして、誤ったお金の知識、誤ったお金の道徳観で、子供達の夢を殺し続けるこんな世界を終わらせろ。

「夢と金」p325

とりあえず始めてみないことには、何も始まらない。
だけど、とりあえず始めてみるには、お金がかかる。
お金がなければ、とりあえず始めてみることもできない。
これが現実だ。

「夢と金」p327

多分、親ならみんな我が子を守りたいって思うはずです。
でも、できない。ツライ。西野さんみたいには、できないよ!
ってなりますよね。普通は。

かくいう私も、子どもの頃は貧乏でおこづかいもなくて、本が好きだったけど買えなくて、図書館なんて車でしか行けないから、片道20分ぐらいのブックオフで立ち読みして時間をつぶしていました。
夢だった保育士になるには、ピアノの技術が必要だけど、習うなんて無理でした。もしかしたら、大学もいけないかもしれなくてあの時は泣いたなぁ。
お金を作る方法を、私に教えてほしかった。
とりあえず始めたくても「お金」という資本がないと、何もできない。
すごくわかります。

でも、今はすごくすごーくラッキーな時代になっています。
子どもでも、発信力と影響力をつけるとお金をうみだせるんです。
もちろんリスクもあるけれど、昔よりは自分で稼げる環境が整っています。
お金を増やす方法とか、価値を生み出すための手法とか、情報がたくさん溢れています!調べようと思ったら、すぐに手にとれるんです。
このnoteでも文章が販売できるし、メルカリだってあります。
LINEもうまく使えば商品販売の導線になります。
だから、今はチャンスだらけだなって。
昔の私に、こんな時代があったら教えてあげたいです。

みんな、自分の足で調べて学んで動いてもうちょっとがんばれ!
たぶん、この本は優しくて頑張り屋の西野さんからのエールだと思います。

依存から自立へ


まとめ

私が感じた家族でお金のことを話すきっかけになれるテーマが
①初戦をとれ!
子どもの頃に身につけた芸は自分を助けるから、
何か、評価される居場所を見つけよう。
②「お金」が尽きると「夢」は尽きる。これが真実。
資金繰りの無知は身を滅ぼすから、
この本を読んで、お金の知識をつけよう!
③子どもと共に学べ!

自分の無知を認めて、学び直し、
子どもたちや自分も含め好きな人を助けよう!


この本を通した気づきが
何か、あなたのお役に立てたのなら幸いです。
読んで頂き、ありがとうございました。





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