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【コドモエホン Q&A】Q.つくるのにどれくらい時間がかかりますか?

Q.コドモエホンをつくるのに、どれくらい時間がかかりますか?

A.ストーリーづくりだけなら、20分です。

「わたしが子どもたちと絵本をつくった場合」の時間を書かせて頂きます。
まず、コドモエホンをつくるには、いくつかの工程に分けることができます。

1.ストーリーづくり(20分~30分)
2.文章づくり(1週間)
3.イラストづくり(3日)
4.製本作業(手作り製本1週間、業者依頼1か月)

1.ストーリーづくり(20分~30分)
大人が質問をする
子どもが回答する
それを繰り返しながらストーリーを生み出します。
わたしが保育園や幼稚園に行った際は、20分~30分あればストーリーを生み出すことができます。

2.文章づくり(1週間)
生み出したストーリーを、絵本用の文章に仕上げます。この際、ストーリー展開に違和感はないか、間違いはないか、読み聞かせがしやすいか、などを確認します。場合によっては、子どもたちの回答をもとに、一部ストーリー展開を修正する場合もあります。ストーリーを生み出したその日に、私は文章を書きあげます。ただ、1日おいてからもう一度チェックすると、ストーリーのズレに気づくことがあります。そのため、ストーリーづくりの日から、大体1週間くらいで仕上げています。

3.イラストづくり
絵本用の文章を、子どもたちに読み聞かせをします。その上で、子どもたちがイラストを描きます。大体、16ページ仕上がりが多いので、最低でも10枚~12枚の絵が必要になります。
クラスでコドモエホンを製作する場合、15人~20人の子どもたちがいれば、一日で製作は完了します。長く見ても、3日あれば大丈夫だと思われます。

4.製本作業
ここが一番時間のかかる工程です。
まず、製本作業には2種類あります。
A.手作り製本
B.業者による製本
それぞれご説明します。

A.手作り製本(約1週間)
これは、各ご家庭、保育園、幼稚園で実施して頂きます。手作り製本でも色々なやり方はありますが、一番簡単なやり方はスケッチブックにイラストを張り付ける方法です。この方法については、また別のところで紹介します。

B.業者による製本(約1カ月)
業者に製本を依頼する場合、製本データをつくる必要があります。依頼する業者によって異なるのですが、PDF、JPG、AIなど、業者指定のファイル形式で製作しなければなりません。初めて製本データをつくる場合は、イラストデータ読み込みと画像処理、イラストと文章データの組み合わせなどを行うため、余裕を持って2週間ほど見ておきましょう。
データを業者に送る、もしくはWebで製本データを作成する場合、製本までにかかる時間は、大体1週間から2週間ほどです。

卒園記念品として、製本業者で絵本を製作する場合、約2カ月ほどみておけば安心ですね。 

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