【コドモエホン つくりかた3】 迷子になったら思い出そう
前回の記事で
「どんな絵本をつくるか決める」
というお話をしました。
ストーリーをつくる前に
この記事の中にある質問を
必ずしてください
とお伝えしました。
しなければ
ストーリーの迷子になってしまうのです。
ストーリーの迷子について
説明しますね。
わたしが
コドモエホンをはじめて1年目のとき。
冷や汗を流したことが
何度かありました。
コドモエホンでは
子どもたちと会話をしながら
オリジナルストーリーをつくります。
初めて会った子どもたちと
会話をしながらストーリーを生み出します。
制限時間は20分~30分。
わたしが質問をして
子どもたちが答える。
答えの中には「発想」があり、
ひとつ、またひとつ、またひとつ
いろんな発想を
つなげて、つなげて、つなげて
ストーリーを生み出すのです、が。。
つなげていくうちに
「あれ、、もとに戻った。。」
「これ、、どこに向かってるんだ?」
「ぜんぜん、、前に進まない、、」
という時がありました。
これを
「ストーリーの迷子」
とわたしは呼んでいます。
ストーリーの迷子になると
本当に息が詰まります。
そのうえ
保育士の先生や
保護者が見学していると最悪です。
いや~な汗が背中をツーっ。。。
これまでの経験もあったので
何とか乗り切りました。
帰宅後、
なぜこんなことになったのか
原因を探りました。
子どもたちとの会話は記憶しているので
何度も振り返るのですが
特に間違えた質問はしていませんでした。
ただ、どことなく
フワッとしているのです。
目的も無く
ボヤ~っと進んでいる感じです。
そこで色々なやり方を試しているうちに
しっかりと質問をして
どんな絵本をつくるか決めてから
ストーリーを生み出すことにしました。
すると
ストーリーの迷子になることは
グンッと減りました。
たまにありますけどね。
そのときは
どんな絵本をつくろうとしていたのか
思い出せばいいのです。
そうすると
ストーリーが前に進むような質問が
頭の中に浮かんでくるのです。
ですので
何度も言うのですが
ストーリーをつくるまえに
この記事の中に書かれている質問を
必ずすることをお勧めします。
では
そもそも
どのような質問をすれば
ストーリは生み出せるのでしょうか。
そして
質問をするために必要なものは
何なのでしょうか?
つづきはこちら
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