【コドモエホン Q&A】Q.誰でも作れますか?
Q.コドモエホンは、誰でも作れるんですか?
A.「だれでも作れます!」とは言えません。
保育士の先生や保護者の方に、コドモエホンのつくり方を伝えたことはあります。その際は、マンツーマンでお伝えすることができたので、分からない部分があったとしても、最後までフォローができました。そして、みなさんはコドモエホンを完成させることができました。
ただ、ワークショップなどで、コドモエホンの作り方をお伝えした場合、うまくいかないことも多々あります。いつも、ワークショップ後の制作状況を確認させてもらいます。簡単に言うと、アンケートですね。「ワークショップのあと、子どもたちと絵本をつくることはできましたか?」等の質問をします。その結果としては、つくることができた人50%、できなかった人50%ぐらいです。
これが良い結果なのか悪い結果なのか分かりません。ただ、せっかくワークショップに来ていただいた以上は、親子で、クラスの子どもたちと、少なくても1作品は作って頂きたいと考えています。
もちろん、つくることができなかった理由として、私の伝え方が不十分であったり、ノウハウを明確に構築できていないことも、原因と思われます。その点は、今後も私の方でしっかりと改善していきます。
その上で、これからあなたのお子さんと、もしくは、自分が受け持つクラスの子どもたちとコドモエホンとつくる機会があれば、これだけは心にとどめて頂きたいことがあります。
「とにかくつくる」
です。
どんなストーリーでもいいのです。めっちゃくちゃな内容でも、バカみたいな内容でも、結末ができていなくても、いいのです。
イラストもそうです。ぐっちゃぐちゃの殴り書きでもいいし、紙にセロテープをぐちゃっと張って「これが私のイラストだ!」と言ってもいい。とにかく何らかの方法で描けばいいんです。
とにかく、ゼロから生み出すことをやってみてください。
「とにかくつくる」
この言葉を心にとどめて頂ければ、必ずコドモエホンは完成します。
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