いい本なのにもう本屋にない
こどもの手帳を作りたいなら、まずは、市場調査!と思い立ち、書店でこども向けの手帳を探す。書店にある手帳は、主に大人向けのビジネス手帳ばかり。ということで、雑貨専門店に行ってみることにした。
そこでは、オールシーズン手帳の売り場を作っていて、最近は実に様々な手帳があるんだなあ。こども向けの手帳もあったけれど、私がイメージしているような手帳に近いものはなかった。
こども向けと思われるものは、キャラクターがデザインされたものか、お手伝いや勉強を頑張ることを目的とした記録帳・計画帳のようなものが多かった。意外にも、私たちが幼いころに慣れ親しんだ日記帳のようなものは売ってないんだなあ。
本当に、日記帳ってもうないんだろうか?と思って、後でネットで検索してみたら、あったあった!今は、学習帳の体裁としてあるものが主力なんだな。学習帳タイプではなく、手帳の体裁として販売されているものもいくつか見つけたけれど、自分がイメージしているものとはちょっと違った。
実は、自分が大切に思っている考えに近いものは、こども向け書籍としてあった。それは、どんな風に時間を過ごすと充実した日々になるだろうか?ということを伝える読み物としての本。でも、書店ではそうした内容の本は、まったく見つけることができなかった。
よい本はすべての書店に並んでいて欲しいと思うけれど、1冊じゃ平積みはできないから目立たない。重版されるにはハードルが高いから、やはり各書店からは消えてく宿命なんだろう。
となると、欲しい!と思った人だけが、ネット書店で検索して手に入れるしかない。書店でぶらぶらして偶然みつけるという出会いも楽しいのだけど……。
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こどもの手帳の企画は、
◎こどもの未来の可能性を広げるために
◎心の拠り所がないこどもが減るように
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