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okahara_415
【代表理事の独り言】放課後児童支援員研修を受けて
今の興味関心の一つに学童保育がある事もあり、放課後児童支援員の資格を取得しようと考え、先月、全4日間(1日当たり90分授業×4コマ)の研修を受けてきました。
研修の内容は全てのコマ内容が充実していて学童保育の重要性を身に染みて感じました。本当に、本当に勉強になりました。
ただ、終わった後に実際の学童保育現場の話を講師の方に伺ってみると、ほとんどの講師の方は、「実際は難しいよねぇ。。。」と話される方が殆どだったのにも衝撃を受けました。
話を聞いてみると
・定員より児童を多く入れる事が常態化しているので本当にやりたい良い保育ができていない。
・指定管理や民設民営等は、運営にかかる提案額が安いところが落札しやすい為、結局現場の人件費が削られて人が育っていかない(良い人材が取りずらい)。
等など色々な要因があり、本当にこどもたちの為に本気で保育ができている学童保育は恐らく少数派なのかもなぁと思いました。
あと数年すれば待機児童は減っていくから、学童を無理に増やすよりも、定員多くても入れる事が常態化せざる負えない都合もあるのかもしれないけど。。。
でもね。。。
それは大人の都合なんだよなぁと。。。
こども達はいつか大人になって将来の日本を担ってくれる人たちなのに、少子化でこども達が減っているからこそ、今まで以上にこどもの一人ひとりの育ちを大切にしていかないと、より将来の日本が苦しくなるはずなのに。。。
共働きで忙しくなって、核家族や単身家庭が増えて、こどもの豊かな育ちを保証するのが難しくなっているのも、大人の都合なはずなのに。。。
そんな、大人の都合に翻弄されているこどもの育つ環境が、丁寧にサポートされないのはかなり厳しい社会だなぁ。。。としみじみ思う今日この頃でした。