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【記事紹介・代表理事の独り言】保育士配置、手厚い施設に加算。2歳児~幼児クラスもまだまだ手厚くしても良いかも!

こんな記事をみつけました。

政府は25日、1歳児を担当する保育士を国の基準より手厚く配置した施設に、2025年度から運営費を加算すると決めた。施設は、業務の効率化などの要件も満たす必要がある。保育の質の向上や職場環境の改善につなげる。25年度予算案に109億円を計上した。

国の配置基準では、1歳児6人に対し保育士1人が対応することになっている。今回の加算は、保育士1人当たり5人を受け持つ施設を対象とする。保育士にとっては、1人で見る子どもの人数が減るため負担の軽減となる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8678c8f6afba096967c74687e77ef36d3ad86fe0

 何やら少しややこしいですが笑
「保育士1人当たり1歳児5人を受け持つ施設」を対象に加算するのはいい事ですね。ただ、1歳児5人を保育士1名見るのもなかなか難しい気も。。。

 保育士1人当たりの配置数という概念があります。2024年度から一部の配置数が76年ぶりに見直されたものの、現状はこんな感じ。

0歳児:保育士1名当たり子ども3人
1~2歳児:保育士1名当たり子ども6人
3歳児:保育士1名当たり子ども15人
4・5歳児:保育士1名当たり子ども25人

3歳児になると急に9名増えます。4・5歳児になると1名で同時に25名を見なくてはなりません。。。

 個人的には、全年齢層で保育士1名当たりの子どもの数を半分~1/3ぐらいに減らしてくれた方が良い様にも思えます。逆に保育士が確保できないのかな。。。予算の関係もあるのでしょうか。。。

 今の保育所保育指針を元に、書いてあることを本気で完璧にやろうと思うといくらスーパー保育士でも「保育士1人当たりの配置数」通りの保育では実現が難しい気がします。

 少子化になればなるほど、1施設当たりの乳幼児数は減ると思うので、これを機に少しずつもう少し手厚い保育の動きにならないかなぁ。

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