4歳男の子【外反扁平足】今後どうなってしまうのか・・・
4歳男の子【外反扁平足】今後どうなってしまうのか・・・
外反扁平足かな??
と心配される4歳の男の子がパパと一緒に対面相談に来られました!
ママがお子様の足の形が気になって色々調べていたところ、外反扁平足では??
という結論に達し、外反扁平足で調べていたら私のことを発見したようです。
外反扁平足って??
まず、上の画像の足元をご覧ください。
踵のあたりから内側に入っているのがわかるでしょうか?
一般的にこの状態を外反扁平足と言います(かなり説明ざっくりですがw)
このような足をみて、
・あれ?なんか足の形変じゃない??
・周りの子と足の感じがなんか違う??
・このままほっといて大丈夫??
と思われる方がたくさんいらっしゃって私の元にたくさん相談に来られています。
結論をいうと、
「いますぐどうこうなる可能性は少ないです」
と答えています。
ただし、そのままほっといていい。というわけではありません。
外反扁平足は誰に相談したらいいの?
こどもの足の悩み誰に相談したらいいかわからないんです・・・
ということをよく聞きます。
・病院?
・小児科?
・発達専門の病院?
色々ありますよね。
とても心配であれば、「小児整形外科」を専門としている病院に行くことをおすすめします。
一般的な整形外科と小児整形外科では、専門分野がかなり異なります。
・いきなりそこまで行くほどではないし・・・
・整形外科に行ったけど、様子みましょうとしか言われなかった・・・
という方が私のところに相談に来られています。
病院で治療するとしたら
・発達障害がある場合
・扁平足の程度が強く、装具やインソールを作成する場合
・まだ歩けないためリハビリが必要と判断された場合(歩けるようになったら終了となることも多い・・・)
という感じですね。
外反扁平足をほっといたらどうなるの?
足の形がこんななのに、ほっといて将来困ることはないのかな???
という質問がとても多いです。
外反扁平足があることで困ること
・歩き始めがゆっくり
・粗大運動がゆっくり
・幼稚園や保育園のかけっこでびりっけつ
・運動が苦手
ということが小学校低学年くらいまでに多い印象です。
また、小学校高学年くらいになってくると
・足が痛い
・すねが痛い
・膝が痛い
など、一般的にいう「成長痛」のような痛みが出る可能性が高い印象です(科学的には証明されていないようですが)
外反扁平足はどんな治療があるの?
病院では基本的に経過観察であることが多いです。
小児整形外科などでは、
「装具・インソール」などを作成して定期的なフォローという場合も多いです。
リハビリなどの指示が出ることは少ないですね。
そこで、困ること・・・
・インソール作ったけど、効果を感じない・・・
・他にできることないの??
という内容です。
親目線で考えると、もっと自分の子供のためにやってあげたい!となりますよね・・・
でも、医学的な観点からすると、「治療」とはならないんですよね・・・
え?でも、さっき痛みに繋がる可能性あるって書いてなかった?
って考えるかと思いますので、
今からできること、私がお伝えしていることをシェアしていきますね。
こどもロコモって知っていますか?
特に外反扁平足の子では
片足でふらつかずに立てるのか?
というのがポイントです。
・転びやすい
・転んだ時に手が出ない
・手が出ない結果、歯を折ってしまう
・手のつき方が悪くて骨折や捻挫をしてしまう
・歩き方が変
・すぐ足や膝が痛くなる
・成長痛になりやすい可能性がある
に繋がってきてしまう可能性があるのです。
片足でふらついてしまう・・・
という子は
一般的な内容をまとめたものなので、できることからやってみれたら実践してみてください!
足に合う靴を選びましょう
運動として、こどもロコモにならないようにすることは基本なのですが、
次に大事なのは足に合っている靴を選んでいるのか?
ということです。
・足長
・足幅
・足囲
これらをしっかり測って、そこから足の形状・特徴に合う靴を選べるか?
これすごい大切です。
特に、外反扁平足の子は、足の幅が狭い子が多い印象です。
足の幅が狭く作られている靴は意外と少ないので、自分でなんとなく選ぶよりも、こども靴専門店の方に相談してみることをおすすめします。
足の関節が柔らかい
外反扁平足の子の特徴で知っておいた方が良いこと。
それは足の関節が柔らかいということです。
わかりやすい感じだったので、シェアしますね!
骨が柔らかい幼児期にさらに関節が柔らかい場合
・靴
・インソール
・筋肉
でしっかりカラダを支えてあげる状態が大切となります。
心配であればぜひ一度ご相談ください
外反扁平足を調べてみても、今何ができるんだろう?
今からできることはないのかな?
という質問を多くいただきます。
今回対面相談で来ていただいた方にも伝えた
基本的な内容は上記の内容が中心です。
あと、個別に必要な普段からの注意点や運動は個別性が必要となってくることが多いです。
ぜひ以下のラインからご相談くださいね。