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あっという間に新年だった

前回ここのブログを書いてから、半年以上空いてしまっていた。
共通点と言えば、今日もまた、息子や娘が帰寮した翌日ってことだけ。


あれからの変化といえば、息子が新しく行く大学が合格したことと(息子はこの春大学を卒業する人)、娘たちが年末前からバイトに行って、初めて我が家で家族揃っての新年を迎えなかったこと、ぐらいだろうか。

気づいたら、ちびっこがわやわやいて、かるがも一家のような状態だったのがみんな大人サイズになり、数え年で24歳、23歳、20歳、15歳という、あらびっくり半分はいい大人だわ、という年齢になっていた。

たぶんここでは就職がふたりはしているだろうという計算だったけど、学びたいという気持ちがあるのはとても尊いことだと思うので、できる限りは応援したいと思う。

子どもってすごいな、可能性がたくさんある。親として、諦めない子に育ってなくてよかったとほんとうに思う。

さて、一昨年も本をプレゼントしたように思うけど、今年は子どもたち全員にお年玉プラスで本を贈った。



『Winnie the Pooh』A.A.Milne E.H.Shepard 『星の王子様』サン・テグジュペリ 河野万里子 訳 新潮文庫

プーさんは食いしん坊で常に腹すかしの双子の姉(次女)に。星の王子様は、フランス語を専攻している双子の妹(三女)に。

三女にプレゼントする時に、「フランス語専攻してるからね…」と言葉をつづけようとしたら
「え?わたし”起き上がりました”しかフランス語言えないよ?」
と、二本の腕を胸の前でグーにして、海老反りしながら起き上がる真似をしながら、わざわざ上のセリフを言うもんだから、朝から爆笑してしまった。(笑)

日本語だと知ってホッとしてたけど、英語がぐんぐん伸びてる次女には原書でのプーさん。

長男には梨木果歩さんの『鳥と雲と薬草袋/風と双眼鏡、膝掛け毛布』新潮社版

長男へ


茨木のり子詩集 谷川俊太郎選 岩波文庫


キャサリン・ブルートン作 尾崎愛子歌  平澤朋子絵  偕成社

息子は山登りにたまに出かけるのだけど、ちょうど赤城山に登ってる時に、私も読んでいて、これをあげようとその時から決めていた本。わたしなんて、赤城山というと、国定忠治しか思い浮かばないんだけどね。(笑)

長女にはぜひ茨木のり子さんの詩に出会ってほしいと思って。ハングルの茨城さんが訳された詩集にしようか迷ったんだな。韓国語も載っていたら、間違いなくそれを選んでいた。


末娘は、色々なことが気になる年頃なので、と選んだみた本。
これに加えて、この冬休みに寮に彼女が持ち帰った本は、

目で見ることばで話をさせて アン・クレア・レゾット作 横山和江 訳 岩波書店

彼女が感想を話してくれるのが楽しみ



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