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#06. 『アベンジャーズ/エンドゲーム』・kodika的嗜好のすすめ



映画鑑賞をnoteに書き記しているくらいだから
そりゃあ映画館で映画観るのは大好きで、
静かに映画に没入する、そんな時間が至福でもある。

でも人生に一度くらいなら、いい意味で
映画館に裏切られても良いかなって思った
本日はそんなお話。



たま〜に?よくある(どっちや)
よくよく考えたらわかる事をやらかす日


今回はその映画バージョン。

ノリと勢いで「封切り当日」に行ってしまった映画、
友人と連れ立っていった、超エンタメ系アクション
アベンジャーズ/エンドゲーム、時系列的にはパート4。
(1~3の時も映画館だったけど、終了間近だった)

封切り初日、念の為昼前に人数分のチケットを手配し
なんの不穏な要素も無く、仕事を片付け
退出と同時に車に乗り込みメンツをピックアップ
郊外のシネマコンプレックスへ、


ショッピングモールに入ってていいの?って言うような
安っすいアメリカン風ダイナーで
アイスコーヒーとナポリタンかき込んで

それじゃ行きますか、、と少し先にある
シネコンの入口に目をやりしばし絶句、、、、、、




あ、ここまで読んでてもらってなんですが
今回映画の内容全然紹介しません、

何ならアベンジャーズ、みんな見てるっしょ。
あと、観てなかったら、面白いから1から観て!

今回の内容紹介は訳あってこれだけです。
(マジで頭空っぽにして観れるから
年末年始一気見はおすすめ)


下記は映画.comさんからの引用

アベンジャーズ エンドゲーム

劇場公開日:2019年4月26日https://eiga.com/movie/84951/


解説

アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルクといったマーベルコミックが生んだヒーローたちが同一の世界観で活躍する「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」の中核となるシリーズで、各ヒーロー映画の登場人物たちが豪華共演するメガヒット作「アベンジャーズ」の第4作。前作「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」で、宇宙最強の敵サノスに立ち向かうも、ヒーローたちを含めた全人類の半分を一瞬で消し去られてしまうという敗北を喫したアベンジャーズが、残されたメンバーたちで再結集し、サノスを倒して世界や仲間を救うため、史上最大の戦いに挑む姿を描く。「インフィニティ・ウォー」では姿を見せなかったホークアイ、アントマンといったヒーローも登場し、新たにキャプテン・マーベルも参戦。監督は前作に引き続き、アンソニー&ジョー・ルッソ兄弟が務めた。
2019年製作/182分/G/アメリカ
原題または英題:Avengers: Endgame
配給:ディズニー
劇場公開日:2019年4月26日

スタッフ・キャスト

監督
アンソニー・ルッソ
ジョー・ルッソ
製作
ケビン・ファイギ
脚本
クリストファー・マルクス
スティーブン・マクフィーリー


受賞歴

第92回 アカデミー賞(2020年)

ノミネート
視覚効果賞


もはや収まりきらないので
俳優のカテゴリーは半分以上カット
普通に眺めててもエグいメンツ出てるやん、
出演費だけでも半端ないっしょ。

まあ、内容はガッチガチのエンタメなので
よっぽどマーベル嫌い!って人以外は
十分楽しめるし、面白かったですよ、
映画はね、ええ、映画もね。。。。





まあ、このノートにたどり着いた人なら
ご存知の方もいらっしゃるでしょうが
小生、青森県八戸市在住でして、
八戸市って、現在いわゆる「映画館」って無いんです、
でもって、車で10〜15分くらいのショッピングモールに
シネコンが入ってるんですね、
おいらせ町って言うんですけど。


そのお隣に三沢市があるんです、
これもまたシネコンまで10分〜15分程度のところに。


察しの良い方は、この辺りで
え?じゃあ?ってお思いですね、お思いでしょうねぇ!!


そう!三沢市には米軍の駐屯地が有りまして
毎年航空祭や、米国のイベントや独立記念日ちかくは
大変盛り上がるお土地柄。
そしてアベンジャーズの米国での尋常じゃない
人気ぶりということはですね、
封切り初日なんて、米国人さん大盛りあがりに
決まってるじゃあないの!

それなのにこともあろうに、
こともあろうにですよ、
字幕版のチケット取ってるぅ〜〜〜!
(なんで吹き替えにしなかったんだ小生は!!!!!)



話を戻すと、
安いアメリカン風ダイナーの店を出て
シネコンの入口をみたら、怒涛の如く沸いてる米兵さん
(特に屈強すぎる黒人さんが多め)
と、そのパートナーやファミリーらしきお連れ様
(キッズもガールもレディもボーイももうクッチャクチャ)

ギャーーーーー!

入口で声にならない絶叫の嵐(ゲームセンター嵐)


チケットを午前中にネット購入した時は、
流石に封切りはちょっとだけ混んでるねぇ程度だったのに、
(事前に取っといて良かった、並び席だし)

ハッ!
違う、きっと何か別の映画が同時公開なのでは?
(例えば軍ものとかの見応えのあるやつ)
そしてそっちに並んでるに違いないよぅ〜
と、とりあえずコーラ買おコーラ、ダイエットペプシ買お、
落ち着け、ヒーヒーフー、ヒーヒーフー(ラマーズ法)


え、売店に並んでる時点で埋もれてるんですけど、
いやコ、コーラ、え、ちがっポップコーンじゃなくて
ダイエットペプえ?ない?あ、じゃポップぅ○△□*+

はぁはぁ、
コ、コーラ買うだけでこのサバイバル感
どうか、どうか違う映画であれっ!
とモギリのお姉さんを通過し目的のボックスの
自分の席へ、、、、、、、、

チーーーーーン

小生の右のシートには小生の太ももくらいの腕に
虎のタトゥーの黒人さんと彼女さん(ネイルが凶器)
左の友人デザイナーの隣にはこれまた屈強な
タトゥーブロ&フレンズ。
タトゥーブラザーズ3人&爪レディーによる、
醤油味のアジア人とダイエットペプシの
サンドウィッチ完成です(白目)
*当然のごとく肘掛けは取られてます(泣)

おわかりかと思われますが、我々アジア人、、
始まるまで、一言も発せませんでした。


しかしですね、
ここまで書いといてなんなんですがぁっ!


皆様、
ほぼ米国人しかいない、田舎の映画館で
(ほんとに地元の人1〜2割だった)
米兵さんとその家族が
ほぼ全席フルセットに埋まってる状態で、
米国人大熱狂エンタメ映画、ご覧になったことありますか?


まあこりゃ人気でるわな


小生、お恥ずかしながら、そういう体験は
この「アベンジャーズ/エンドゲーム」が
人生で一回こっきりだったんですが、


心境的に説明しますと、

1. 米軍さん怖い、お姉さんのネイルも怖い

2. 映画始まった、まだ怖いし、なんなら我々の上飛び越して自分たちの話してる

3. マジめっちゃ喋ってるし何ならM-1の観客くらいセリフで笑ってる

4. あ、映画盛り上がってきた、なんか熱いセリフ言ってるぞ(そういう時は静か、でもHu~って声にだしてため息笑)

5. おおっ!いよいよ全面対決、米兵さんほぼ全員「ピ〜ッ」って口笛

6. 興奮してきた、お隣の黒人さんもカモンっ!って言ってる!あれ楽しい!これは面白いぞ!一体感有りすぎる〜

7. ついに自分も「ひゅ〜!」って言ってもうた

8. サノスにキャプテンマーベル(ブリーラーソン)が腹殴られて
 隣の黒人米兵さん「サノバ○ッチ」って言ってる熱い!
(サノバ○ッチって実際に言ってる所はじめて聞いた)

サノスがたおされたシーンでは、もはや大喝采
(いやノート用だと思うでしょうけど、マジなんす)
トニー(アイアンマン)のお葬式シーンでは
タトゥーブロ全員泣いてたからね
ま、そこは米兵さんならではの感情移入なのかもだけど。


観終わったあと、お客さんみんな
ちゃんとゴミ掃除してかえっていくのよ。
黒人さんの米兵さんも、アイコンタクトしてニコって。

いやぁ、米国の映画鑑賞、おもろいな、
ほんとにたま〜になら、いいかもなあ。
だってね、だってあの経験ってば
なかなか忘れられなくて、
アベンジャーズのくせに
ちゃんと記憶に残ってる(失礼だなおい)


しっかり映画と向き合って
没入するのがいいのかなって
思ってたけど、
そうか、こういう鑑賞方法もありなんかと

米国ってエンタメを全身で楽しんでて
そりゃ馴染めない人もいるかも?だけど
巻き込んで楽しくなっちゃえ!的なことも
たまには必要なんだなと、
すっかり感銘&カルチャーショックをうけ、
たまにはうっかりも役に立つなぁと、
新しいカルチャー体験に感謝した
アベンジャーズなのでした。






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