エクストリーム王将 in 中国、前編。
国慶節と中秋節の8連休を終え、その次の土曜日は悪名高い調休、振替出勤日です。
週末の2日間のうち1日しか休めないという状況、おまけに8日間の旅行を終えた直後の週末。普通なら1日ゆっくり休むところでしょうが、そんなシチュエーションだからこそ却ってサブスクチャレンジャーの血が騒ぎます。
日曜日の1日だけ、どこか日帰りで行けるところはないか。
あるいは、どこか行きたいもののわざわざそのためだけに泊まりで行くのは躊躇するところはないか。
そんなわがままな条件にぴったりあてはまったのが、タイトルにある王将でした。
餃子の王将と大阪王将 in 中国
念のために王将のおさらいから。
餃子チェーンの王将には、1967年に京都で創業した「餃子の王将」と、そこから1969年にのれん分けされた「大阪王将」があり、それぞれが餃子の本場である中国にも進出していました。
餃子の王将は2005年に大連に進出し、最大で6店舗まで伸ばしたものの、2014年に撤退しました。
一方の大阪王将は、2012年に上海に進出し、2店舗を運営していたものの、同じく2014年に一度撤退しました。その後、大阪王将は、2016年に広東省の広州に再上陸。2018年には深センにも進出したものの、時系列は不明ですが広州は撤退。2019年10月に深セン2号店をオープンさせましたが、半年後の翌2020年5月に2号店は閉店。
餃子の王将と大阪王将で合計1千店舗を超える現在、中国本土に残るのは2018年にオープンした大阪王将の深セン1号店のみという苦戦ぶりです。
大阪王将中国1号店の思い出
ぼくは王将マニアではありませんが、日本に一時帰国したら必ず王将で餃子を食べるぐらいには王将好きです。
上海の大阪王将の1号店は南京西路の呉江路にありました。遡ること7年前の2013年、一度だけその大阪王将で食事をしました。
日本で食べる王将そのものの味に感動したものの、当時は当然のごとく日本と中国の往来は自由。そのありがたみは特に感じませんでした。
しかし、一時帰国の道が事実上閉ざされている現在、日本にある王将で餃子をいただくのは夢のまた夢となっています。でも、中国に王将がないわけではない。そして、中国国内は比較的自由に移動できる。しかも、ぼくには飛行機乗り放題という強い味方がある。
なら、深センで食べてこよう。日帰りで。
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