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ポジウィル アラフォー転職活動体験談②~ありたい自分になるまで~

POSIWILL CAREERを利用したアラフォーの転職記・中編です。
前半はこちら。


■転職活動中盤

~三歩進んで二歩さがる~

トレーナーの永井さんから「30社くらいエントリーしてみると軸が見えてきますよ」と言われた。そんなこと言われたってわからないよ、CS系の仕事は嫌なものは嫌なのさ、と正直なところ最初はそう思っていた。
来る日も来る日も、苦しみを伴いながら求人票チェック → エントリーを漠然と繰り返していく。

カスタマーサクセス?それ美味しいの?

求人をたくさん見続けた結果の一つが、カスタマーサクセスの求人が非常に多いと分かったこと。そして営業経験が求められることも多いが、カスタマーサービスの経験も応募条件に含まれていることが多いと気づいた。
今までの経験を活かしながらも新しいことにチャレンジができるのではないか。転職活動に少し希望が見れた。
しかし転職活動を始めるまでカスタマーサクセスという仕事は聞いたこともなく、業務内容も不明。海の物とも山の物ともつかぬ状況ではいけないと思い、職種研究も兼ね1冊本を読んだ。

結論としてはカスタマーサクセスの道には進まないことにした。
「人の役に立ちたい」という思考が元々強いので、顧客に寄りそえるカスタマーサクセスの仕事はとても魅力に感じた。しかしながら、営業程ではないとはいえ数字を求められる仕事というのはやはり自分の特性には合わないと感じ断念した。
ただ、LTVやアップセル/クロスセルという言葉も知らなかったのでその勉強ができたこと、そしてその知識が今の業務にも役立っているのでやってよかったと思っている。

そうだ!TOEICを受けてみよう!

もう一つ求人閲覧・エントリーを続けてわかったこと。
たまたま1社外資系の企業に応募したことがきっかけで、おすすめ求人に外資系や日系でも英語を使う仕事がたくさん出てくるようになってきた。
私は学生時代英語を勉強しており、社会人になっても細々と勉強を続けていた。が、ここ数年は精神的に追い詰められており、英語を見たくない・聞きたくない、一切触れたくないという状況。英語力は非常に落ちていた。
でも求人票を見るとTOEIC600点程とそんなに高くなくてもOKな所がたくさんある。これだったら英語実務未経験でもいけるのではないか・・・?
幼い頃の国際社会で活躍したいという夢をフワっと思い出す。
ただ、今の私には英語力を証明するものが何もない。そこで、2か月後・4か月後のTOEIC受験を決めた。
ちょうどその頃、永井さんから解決志向アプローチ(Solution Focused Approach)という考え方を教わった。原因を考えるのではなく、解決方法を考えるというもの。

https://www.career-cc.org/column/column000291.html

この考えのなかの一つとして、
うまくいかないなら、何か違うことをせよ」とある。
当時、永井さんとこんなチャットのやりとりをしていた。

:英語も触れたくないという状況が続いていたので、著しく英語力は落ちています。英語専攻なのにその程度ですか、と思われるのも怖い。でもやらなければ何も始まらない。
永井:まさにそうです!現状を変えるためには、違う行動を取ることが有効です。新しくTOEICを目標数値を決めて受けてみる、はとても前向きだと感じます。

このアクションが後々大きくつながることになる。

■転職活動やむなく中断

TOEICを2回受験した。
「英語を勉強していました!ビジネスでもやっていけます!」と胸を張って言えるスコアには到底及ばなかったが、現在の自分の状態を示せる「証明書」は手に入れた。

TOEICの勉強のためトーンダウンしていた転職活動を再開しようとした矢先、会社存続に関わるような大トラブルが発生した。
その処理に追われ、転職活動は中断せざるを得なくなった。心も体も時間も転職活動に充てられない・・・。
会社のリスクマネジメント、そしてリスク発生時の対処方法は悲惨なものであった。もうこんな会社とは一緒に働けない、絶対辞めてやる。
「やむにやまれぬ環境で成長する」以前永井さんに教わった言葉を思い出しながら、もがき苦しみ4か月が経過した。

■転職活動再開

地獄絵図のような日々を4か月程過ごし、少しずつ状況も落ち着いてきた。精神的にも体力的にも活動に割けるようになったので再開することに。
まずは2社エージェントの登録。

1つはグローバル系企業への転職に強いエージェント。こちらは学生時代の先輩が紹介をしてくれた。
まずは英語履歴書の作成。自分自身ではどうにもならないので、とりあず本を購入しそこから表現を参考にした。また、英語で書かれた求人票を読みあさり、業務に関わる言い回しを取り入れていった。
”Excellent なんちゃら skills”、とか”Advanced ほにゃらら skills” とか、自分で自分のことをエクセレントと言っちゃう!?と文化の違いに大いに戸惑いを受けた。
今から考えてみると別の角度から経歴書作成を試みてみたというのは、その後の職務経歴書の書き直しに大いに役立ったのかもしれない。
そして、エージェントとの面談。なんと外国人の方と英語での面談。これは大失敗に終わった。やはり「話す」スキルが大幅に落ちていること。そして今までアカデミックな場所で英語を使用していたので、ビジネスで用いるボキャブラリーはこれっぽっちもわからない。
悔しさいっぱいの気持ちになった。
でも自分の「現在地」を知るいいきっかけにもなった。できないということはのびしろがあるということ。そう自分に言い聞かせた。

もう一社は新興企業のエージェントだった。多様的な働き方を応援するという方針。何か違う可能性を見いだせるのではないかと思い登録した。
やはりここでもカスタマーサポートや社内サポート、もしくは営業事務系の求人を見ていくことに。
未経験への転職は30歳前半までですと、バッサリ切られた。
この世界から足を洗えないということに対し悔しい気持ちが溢れたのは正直なところ。

しかし今、やりたいことがあるわけではない。それだったら今までの経験が活きる道を歩んでみることも有りだと思う。
新しい環境に行ったらまた何か新しい道が開けるかもしれない。
POSIWILLと出会って人生を変えることができつつある。だからこれからだって色んなことをきっかに人生を変えることはできると思う。
今、この会社で腐っていることの方がゆゆしき問題。
そう思えるようになってきた。
消極的に、消去法でカスタマー関係の仕事に就くというのではなく、前向きに進める第一歩かもしれない。

永井さんとのチャットに当時の思いが残してあった。
色んな困難を乗り越えてきた。そしてポジウィルで思考のトレーニングもたくさんしてきた。
心持ちが変わり、転職活動にギアが入った瞬間である。

その最終話、その③へ続く。


◎お世話になったPOSIWILL CAREER
 「どう生きたいか?でキャリアをきめる」

◎そして本当にお世話になったトレーナの永井さん

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