docker-compose 備忘録 コマンド編

１．docker-composeコマンド関連図

２．docker-compose 共通オプション

・ -f   デフォルト: docker-compose.yml以外のcomposeファイルを指定
・ -p  デフォルト：ディレクトリ名以外のプロジェクト名を指定

３．イメージを取得

・コマンド説明
docker-compose pull [オプション] [サービス...]

#docker-compose.ymlの全サービスに対して
docker-compose pull

#サービス指定
docker-compose pull mysql

４．イメージを作成

composeファイルでbuildを定義してDockerfileを指定した場合

・コマンド説明
docker-compose build  [オプション] [--build-arg key=val...] [サービス...]
オプション説明（必要なものだけ）
--pull 常に新しいバージョンのイメージ取得を試みる

・コマンド例

#docker-compose.yml
version: '3'
services:
   c7local:
     build:
       context: .
       dockerfile: Dockerfile01

#コマンド実行
docker-compose build

５．コンテナ作成（コンテナ起動はしない）

・コマンド説明
docker-compose create [オプション] [サービス...]
オプション説明（必要なものだけ）
--build コンテナを作成前にイメージを作成

６．コンテナ作成＆コンテナ起動

・コマンド説明
docker-compose up [オプション] [サービス...]
オプション説明（必要なものだけ）
-d  デタッチド・モード: バックグラウンドでコンテナを実行。
--build コンテナを開始前にイメージを構築する
※ -d オプションをつけないとdocker-compose up コマンドは実行したままになる。このときコマンドの終了と同時にコンテナも削除される。
※ -d オプションで起動した場合はstopまたはdownでサービスを停止する。
　stopはコンテナは削除されない。downはコンテナ削除される。

７．コンテナ停止＆削除

コンテナを停止してコンテナとネットワークを削除する。
オプション指定でイメージも削除する。

・コマンド説明
docker-compose down [オプション]
オプション説明（必要なものだけ）
--rmi all  全てのイメージを同時に削除
--rmi local  タグのないイメージだけを削除

８．コンテナ起動

コンテナを起動する。ネットワークは起動しないのでstopでコンテナのみ停止した場合の再起動に使用する。

・コマンド説明
docker-compose start

９．コンテナ停止

コンテナを停止する。このときネットワークは停止しない。
startで再起動できる。

・コマンド説明
docker-compose stop

１０．コンテナ再起動

upまたはstartしたコンテナを再起動する

・コマンド説明
docker-compose restart

１１．コンテナ削除

・コマンド説明
docker-compose rm