
雨の地鎮祭
建築をお願いしている工務店のMさんの体調の関係で予定より2か月遅れとなりましたが、大安の11月2日に地鎮祭を執り行うことができました。
場所を神社に変更
台風21号から変わった温帯低気圧の影響で、11月2日は大雨の予報でした。前日にMさんから「雨が降ったら現地ではできないので、神社に変更しましょう」と電話がありました。
現地でやりたいのは山々でしたが、すでに11月2日で準備を進めていたので承諾しました。
その神社というのが「駒ケ嶽神社」。もちろん行ったこともないし、聞いたこともありません。調べてみると、白州には似た名前の神社があり、1つが「甲斐駒ヶ岳神社」で、もう1つが今回神事をお願いした「駒ケ嶽神社」です。
駒ケ嶽神社とは
後で分かったのですが、実はすごい神社でした。この神社は雄略天皇の時代(大和時代だから1,500年ほど前)に出雲大社より遷祀されたと伝えられています。さらにこの神社の本社は、なんと駒ヶ岳山頂にあるのです。

もちろん、今回の地鎮祭は甲斐駒ヶ岳への登山口にある前宮で行いました。

神社での地鎮祭
私は仕事の関係で何度か地鎮祭に出たことがありますが、式の流れは決まっています。今回新鮮だったのは、「降神の儀」と「昇神の儀」がないこと。神様がいる神社での式なので、お呼びすることもお帰りいただく必要もないのです。いわゆるホームゲームですね。
現地で行う「四方清祓」も後日Mさんが代行することでカットになりました。通常の地鎮祭よりも短い時間でしたが、大雨の中の屋内での儀式は厳かで良かったです。ちなみに、この神社の参拝の作法は出雲大社と同じニ礼四拍一礼でした。

近隣への挨拶
地鎮祭を終えたその足で現地に向かい、近隣のお宅にご挨拶に行きました。北側のお宅とは地続きで、東側と南側は道路を隔てています。西側は雑木林で家はありません。幸い3軒とも在宅されており、工事のご案内をして工事期間中のご迷惑をお詫びしました。どういう方がお住まいかが分かって、安心しました。
さあいよいよ、工事が始まります。楽しみです!
