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5年ぶりの尾瀬

尾瀬には毎年2回のペースで行っていましたが、新型コロナ以来足が遠のいていました。7月上旬に久々に夏の尾瀬を訪れました。

今回のコース


今回は鳩待峠から入って、翌日鳩町峠に戻るコースにしました。24kmの行程です。
<コース>鳩待峠→見晴(泊)→竜宮→富士見峠→アヤメ平→鳩待峠

尾瀬は群馬県、新潟県、福島県に接しています

ニッコウキスゲ


山の鼻ビジターセンターで見ごろの花を尋ねたら、ヨッピ吊り橋の手前で満開とのことでしたので、牛首分岐から東電小屋経由で見晴に行くことにしました。ニッコウキスゲは尾瀬沼の大江湿原が有名ですが、鹿の食害対策に追われています。ヨッピ川でも周囲に鹿除けのネットを張って、ニッコウキスゲを守っています。

後方は燧ヶ岳

池塘

尾瀬ヶ原には池塘と呼ばれる池がたくさんあります。我々が行ったときには、ヒツジグサの花が咲いていました。

未の刻(午後2時)頃に開花することからヒツジグサと名づけられました

山小屋


見晴は尾瀬のほぼ中央にあるので、よく泊まっています。今回は原の小屋にお世話になりました。この小屋は昔から個室を用意してくれます。尾瀬の山小屋はお風呂があるのでうれしいです。

原の小屋で夕立を見ながらカンパーイ!

霧の朝


日の出前に起きると、尾瀬ヶ原に降りてきた霧を見ることができます。夏とは思えない涼しさでした。

後方は至仏山

アヤメ平


アヤメ平は昔「天上の楽園」と言われ、多くのハイカーが訪れました。しかし、当時は木道がなかったため湿原は踏み荒らされてしまいました。40年ほど前から植生復元の取り組みが行われており、来るたびに湿原が回復しています。

標高1960mのアヤメ平からは至仏山が低く見えます

初日が曇り・夕方雨でしたが、2日目は晴天に恵まれ夏の尾瀬を満喫しました。次は草紅葉を見にいくつもりです。

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