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『君と宇宙を歩くために』泥ノ田犬彦先生 インタビュー記事 まとめ /〝普通〟が苦手な2人の友情の物語

2024年最後のnote。今回は『君と宇宙を歩くために』をご紹介します。

『君と宇宙を歩くために』は〝普通〟が苦手な正反対の2人の友情物語。宝島社『このマンガがすごい!2025』オトコ編第1位、「マンガ大賞2024」大賞 の2冠を受賞。まさに今年を象徴する作品となりました。

▼『君と宇宙を歩くために』 あらすじ
勉強もバイトも続かないドロップアウトぎみなヤンキーの小林。ある日彼のクラスに変わり者の宇野が転校してくる。小林が先輩から怪しいバイトに誘われているところを宇野に助けられ、その出来事をきっかけに2人は仲良くなる。宇野のことを知れば知るほど彼の生き方に惹かれ、自分も変わろうと行動する小林だったが…。〝普通〟ができない正反対の2人がそれぞれ壁にぶつかりながらも楽しく生きるために奮闘する友情物語。

2023年6月のアフタヌーン発のweb雑誌 &Sofa にて連載開始。1話目が公開されると多くの共感を呼びSNSを中心に大きな話題となりました。本作品の何が読者を惹きつけるのか?   

「人の視野が広がる瞬間はいつだって素晴らしい」。下記講談社コミックプラスに掲載されたレビューの冒頭では、このセリフを、「劇中の、何気ない一場面のセリフだが、この作品の魅力をかなり的確に伝える言葉ではないだろうか」と述べられています。

「人の視野が広がる瞬間はいつだって素晴らしい」

劇中の、何気ない一場面のセリフだが、この作品の魅力をかなり的確に伝える言葉ではないだろうか。
それは趣味や部活動のような、好奇心や探求心の対象についての話とは限らない。たとえばもっと大きなこと……自分を理解すること、他者とつながること、世界を知ること。あるいは人間としての生き方、社会のありよう、多様性……あらゆることへの気づきと成長が、これまで多くの物語のなかで描かれ、事実、胸を打たれてきたはずだ。本作は、そんなフィクションにおける「感動の真髄」を改めて意識させてくれる作品でもある。

引用:講談社コミックプラス「今日のおすすめ」2023/12/17

あらすじや、こちらのコミックプラスに掲載のレビューを読んで気になった方は、ぜひ下記より第1話をお読みください!

試し読み 第1話

『君と宇宙を歩くために』泥ノ田先生 インタビュー記事

作者・泥ノ田犬彦先生へのインタビュー動画と記事もありますのでご紹介いたします。

マンガ大賞『君と宇宙を歩くために』作者インタビュー【ロングバージョン】 2024/04/08

▼泥ノ田先生コメント 一部抜粋
昔から何か失敗してしまったりとかネガティブな気持ちになったときに、寄る辺ないというか、どこにつかまったらいいのかわからないような気持ちになっていたな……と、そのときそのときで感じていたので。それを表現するのに一番言葉でピッタリ合うのが宇宙に放り出されているような感覚なのかなと。自分の体験をベースに書きました。

そして朝日中高生新聞では、泥ノ田先生が中高生の特派員3人にインタビューを受けました。web版に掲載されたものを下記よりお読みいただけます。

「君と宇宙を歩くために」作者・泥ノ田犬彦さんに中高生がインタビュー 2024/12/18

作品を読み込んできた中高生特派員の3人による質問に、全力で回答する泥ノ田先生。私も取材に同席させていただきましたが、主人公の宇野君や小林君に年が近いぶん、中高生からの素直な質問にはハッとさせられることも多々ありました。それぞれの読者によってグッとくるところも違う。あらためて世代を問わずいろいろな人と感想を話し合いたい作品だと思いました。

第1話は試し読みのほか、下記のyoutubeでもご覧いただけます。未読の方はぜひご覧ください!

【漫画】宝島社『このマンガがすごい!2025』オトコ編第1位。「マンガ大賞2024」大賞と2冠達成!〝普通〟が苦手な2人の友情の物語/①話『君と宇宙を歩くために』【公式】

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