弐瓶勉 最新作『タワーダンジョン』の交通広告を新宿駅地下通路メトロプロムナードに掲示しています
月刊少年シリウスで連載中の弐瓶勉さんの漫画『タワーダンジョン』のコミックス第1巻が2月8日(木)に発売されました。 現在、新宿駅地下通路メトロプロムナードで『タワーダンジョン』のポスター広告を掲示しています。
「新宿駅の地下通路ってどこの?」という方のためにご案内しますと、丸ノ内線の改札近く、東口と西口を結ぶ連絡通路と言えばわかりやすいでしょうか? それとも新宿三丁目方面から小田急線の改札に向かうときによく通るあの地下通路といえばわかりやすいでしょうか? ひとくちに新宿駅で地下通路と言っても思い浮かぶ通路はさまざまでしょう。改めて駅ってダンジョン(迷宮)だなと痛感いたします。
『タワーダンジョン』は、さらわれた王国の姫を救うべく、近隣の村に暮らす青年ユーヴァが中空に浮かぶ超巨大建造物・竜の塔の探索に挑むファンタジー。作品の舞台は地上の迷宮ですが、広告は地下通路という地下の迷宮に出しています。
現地で見てきたところ個人的に好みだったこともあり、今回の狙いについて宣伝担当のⅠ氏に話を聞いてきました。
Ⅰ氏
「おお、インタビューですね。今回の狙いですか? まずは担当編集とコミックスもデザインしていただいたデザイナーさんとでかっこいい感じにしたいねというところから始まり…」
宣伝統括部
「かっこいい感じでした。弐瓶さんの絵が好きなのでたくさん見ることができました」
Ⅰ氏
「そうなんです。弐瓶さんの名前は知ってても、まだ作品を読んだことのない人もいると思うので、あえてセリフも入れて作品のイメージを喚起させつつ絵を見せていこう!と。もちろん弐瓶さんらしい建造物や人外生物も掲載しています。今回は幅14.5メートルのワイドな広告なのでたくさん絵を見せることができました」
宣伝統括部
「しかもポスターに拡大されたものをじっくり見ることができる機会ってなかなかないんじゃないかと。迫力がありましたね」
Ⅰ氏
「それはよかったです。あとデザイナーさんのこだわりとして両端の壁が赤なので…」
宣伝統括部
「あ、あれは丸ノ内線カラーの赤ですか?」
Ⅰ氏
「あ、そうかも。あれは壁の色なんですけど雰囲気のある赤ですよね。その赤も含めて広告が綺麗に見えるよう、モノクロを基調にロゴやコピー等にはブルーを使用しました。それと右端に主人公ユーヴァを大きく見せているところも見てほしいです」
掲示は2月18日(日)まで。いつも新宿駅地下通路メトロプロムナードを通っている人も、そうでない人も、ふと立ち止まって目を止めていただけたら嬉しいです。
なお、大阪のダンジョンこと梅田駅BIGMANではPVを放映中です。こちらも是非!
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