KODAMAYAについて アオバとForestのこと
こんにちは。KODAMAYAというECサイトを運営している(株)Forestです。
KODAMAYAは、若狭塗箸の老舗塗箸メーカーが作ったECサイトです。と言っても、私たち株式会社Forestは、実は2020年にできた新しい会社です。Forestは株式会社アオバが、新しい事業に挑戦するために立ち上げました。
老舗の塗箸メーカー 株式会社アオバ
アオバは若狭塗箸の老舗メーカーです。聞きなれないメーカーかもしれませんが、実は皆さんが毎日使っているお箸はアオバのお箸かもしれません。
福井県小浜市は、塗箸の産地です。日本で使われている塗箸のおよそ8割は、ここ小浜市で生産され、全国に出荷されています。アオバは直接消費者の方に販売することはありませんが、全国の問屋様を通して様々な小売店様で販売いただいています。
アオバは、先代の社長が戦後間もない時期に創業し、協業組合を経て現在に至ります。高度経済成長の時代にはいち早く大量生産など市場のニーズに合わせた体制を作りました。
現在では多様なニーズにお応えするため、産地内ではトップクラスのアイテム数を取り揃えたり、家庭用食洗機対応のお箸や抗菌仕上げのお箸など常に新しいことに挑戦しています。
例えば、こんな商品があります。
株式会社Forestについて
Forestは新たにECに挑戦するために作られました。これまでアオバは問屋様・小売店様などを通して商品をお届けし、塗箸メーカーとしての経験と実績を積んできました。
そのような経験と実績をベースに、塗箸だけにこだわらず、よりお客様に近いところから私たちの思いを伝えたいと考え、別事業を営む会社として設立しました。
アオバでECを始めるという選択肢もありましたが、ECを一つの事業として捉え成長させていくという覚悟で別会社で取り組むこととしました。
ちなみに、Forestという社名ですが、アオバという小さな葉っぱがどんどん成長し、美しく立派な森になるように…という思いが込められています。
KODAMAYAについて
KODAMAYA(こだまや)は、そんなForestが作った「お箸とおわん」のお店です。福井県小浜市で作られたお箸と、美濃や波佐見など各産地のおわん(お茶碗・汁椀)を販売しています。
食卓ではお茶碗やお皿が料理の引き立て役ではないでしょうか。お箸はどうしても脇役になりがちで「あまりこだわらない」という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし私たちには塗箸メーカーとして、たくさんの人に「自分が好きと思えるお箸を使って欲しい」「料理に合う器を選ぶように、お箸を選んでほしい」という思いがあります。
お箸と言っても、そのデザインは豊富です。色・柄はもちろん、伝統的な技法を使ったものや若い職人が新しい感性で作ったお箸まで多種多様です。毎日使うものだからこそ、「自分に合うお箸」や「今日の食卓に合わせたいお箸」を選ぶことができ、そしてそこには楽しさがあると考えています。
KODAMAYAでは、アオバが持つお箸の中から200アイテムを厳選しました。そして、お箸に合わせたいと思える"おわん"を各産地からセレクトしました。
"おわん"については、美濃・波佐見・信楽・山中の産地を第一段階としてセレクトしました。お箸が私たちのいる「若狭」という産地にこだわっている以上、それに合わせるものも産地にこだわりました。すべて現地に足を運び産地を見てきました。そして、「これはお箸と合わせて使いたい!」と思える"おわん"を箸屋目線で選びました。
お箸選び、してみませんか?
お箸は毎日使うパーソナルな道具です。きっと好みのお箸があるはずです。
あなたはどんなお箸を使っていますか?どんなおわんを使っていますか?
少しでも気になったら、私たちのお店をのぞいてみてください。
補足:"おわん"としているのは、お茶"碗"と汁"椀"の両方を選んでいるためです。美濃焼・波佐見焼・信楽焼はお"碗"(陶磁器)、山中漆器はお"椀"(木製)です。