偶然の必然〜乳腺外来を受診〜
こんにちは、紅子(こーこ)です。
前回は乳腺外来の受診予約が一瞬で決まったという話を書きました。
そして予約から1日後の次の日、乳腺外来受診です。
元々左に嚢胞があって、数年前にかかったんですけど、今回は右胸にシコリを見つけましてーまた嚢胞かと思うんですけどねーアハハハッ。
なんて軽口叩いたとか叩かないとか…気持ちはそのくらいの感じで医師に話して、まずはマンモグラフィーから。
マンモグラフィー、知ってます?
やった事あります?
あれ生理前だと胸が張ってて痛いんですよ。
月経中〜排卵までの期間にやるのがオススメ。
乳がレントゲン技師さんに餅の様に引っ張られて板と板の間に挟まれるんですけど。
グラビアとかであんなに性的アピールしてくる乳がマンモグラフィーの前ではただの餅ですよ。
残念ながら私はグラビアアイドルになれる程のサイズを持ち得ていませんが。
子ども用のポンチョみたいな、子どもがつけるマントみたいな胸を隠す用途としては心もとない布を肩に書けて、撮影の機械の前に立ちます。
体は正面、顔は横を向いてと…日常生活でしたことない体勢を求められます。
この体勢もキツい…。
そして挟まれる乳。
力を抜いて、無心で挑むのがポイント。
息を止めてと言われて撮影されてる時間が意外に長いので変に息を止めてる事に意識が向き過ぎると苦しくなります。
レッツ無心です。
マンモグラフィーが終わったらエコー。
エコーの画面が自分でも見えるのですが、やっぱりシコリの所は黒く映る丸っぽいボールみたいなのがありました。
嚢胞なんかなー…ま、嚢胞だろうな。
って楽に考えていた私。
エコーを終えて医師が見えたシコリについて説明してくれました。
「マンモではよく見えないんだけど、エコーだと言ってる所にこういうのがあって、良性だと境界線がハッキリとしてるんだけど、このシコリはこの辺モヤモヤってしてて、こういうのは悪性を疑います。」
穏やかな口調だったから、なんでもないんだわ、良性だわって油断してたけど、今先生悪性って言ったー!?
「乳腺の途絶も見られて、こういうのも悪性でよく見られる様子なのね。」
そーなんですか…ハハハハッ…ですよ。
笑いしか出ない。
現実味がなくて、笑いしか出て来なかった。
「詳しく調べる為に紹介状書くけど何処かかかりたいところがあれば、これから先通院する事も考えて、特になかったら大学病院の自分宛で紹介状書くけど…。」
ほぼ病気知らずだから他の病院にツテもなければ縁もなかった私。
先生に大学病院での診療をお願いする事に。
「大学病院で会いましょう。」と言われ、
「あまり会いたくないですけどね…。(病気で病院で)」
「そーだねー。」
と先生とも冗談を言える仲になって、乳腺外来受診は幕を閉じました。
診察後、乳腺外来担当の看護師アイさんと会話しながら、
昨日横断歩道で会って良かった…必然だったな的な事を言い合いました。
あの日、あの時、あの場所で、君に会えてなかったら状態。
悪性疑いも突然に。
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