乳がんになりました〜術後10日目〜
こんにちは、紅子(こーこ)です。
11日は術後10日目でした。
朝、当番の乳腺外科の先生とものもらいの話をして眼軟膏出してもらえる事になり、あとは日曜日退院と主治医の先生と決めていたのでドレーンも抜いて貰いました。
『ポチ』とはここでお別れです。
まだ液が滲み出てくるので、ガーゼを当てた生活です。
でも右体側の痛みが管が取れた事でだいぶ楽になりました。
やっぱり体に何か入ってる感って氣持ちがいいものではないですねσ^_^;
ドレーンを取ってもガーゼがついた防水テープみたいなものを貼ってシャワーは入れるみたいです。
さて今回はですね、私本当に周りの人の状況に引っ張られやすいなと思って。
同室の方がどうやら聞こえてくる話の感じで乳がんの末期みたいで。
自分で気づいたのはそんなに遠い昔ではなく、昨年とかそのくらいの感じで、家族に言わずに黙っていた様です。
旦那さんが弱い…雰囲気から「私がいないと」感が伝わってくる。
多分大事にされてるっぽいけど、精神的に旦那さんは強くはなくて、乳がんかもしれないって事を余計に言い出せなかったのだと思う。
私の想像だけど、胸の部分はすでに自壊があるよう。
そして骨転移かな…と思う。
その方、寝言が結構多くて。
何を言ってるのかは聞き取れないのだけど、声が大きいから抗議してるとか怒っているような感じがするんですよね。
普段人に氣を遣って言いたい事言えてないのかなと思いました。
本当はもっと甘えたり、頼りにしたりしたかった。
でも私がしっかりしなきゃと頑張って良い妻、良いお母さんを続けてこられたのかなぁ…もう自分に還ろうって身体からの声の様な氣がしてしまいます。
勝手に妄想して、書きながら泣く私(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
涙が出てくるって事は少なからず私もそういうところがあって、反応しているんだろうな。
この入院生活は久しぶりに1人時間を過ごして、自分の氣持ちを感じたり、考えたり、好きだったマンガをたくさん描けたり、他の入院患者さんから学ぶ事があったりで…本当に貴重な時間を過ごさせてもらったと思います。
中学生の頃の学年通信のタイトルが「如何に生きる」だったんですけど、今になってそのタイトルを思い出す事となっています。
どう生きたい?
如何に生きたい?
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