神話の地 和多都美神社へ 生き方が変わる予感を感じた対馬への旅②
長崎県の離島対馬島。韓国に最も近い国境の島でとても美しい島です。絶景だらけ!
clubhouseというSNSで知り合ったお友達のインスタに載っていた和多津美神社という神社の鳥居の写真。
その写真を見たときにどうしても行きたくなって2021年4月。対馬行きを決めました。
前回は初体験だったフェリーについてや対馬までの行き方をご紹介しました。
今回から対馬島に渡ってからの旅のお話を綴っていこうと思います。
ひとり旅万歳!
レンタカー屋さんがめっちゃ良い
対馬での移動はレンタカーが必須だと思い、行き当たりばったりの私も流石に予約しておきました。笑
フェリーが到着する厳原港から徒歩数分のこちらのレンタカー屋さん。
朝7時から営業。
フェリーが何時に厳原港に着いたかは忘れてしまいましたが、写真を撮り始めたのは6時半頃からでした。
着いてからお化粧とか身支度したんだっけかなぁ?
レンタカー屋さんは7時からでまだ開いていなかったので、綺麗な海と山を見ながらボーッとしていると私に気づいたレンタカー屋さんが中に入れてくれました。
とっても愛想の良いスタッフさん。
手渡された書類の他に手作りの観光スポット案内ファイルが。
レンタカーの手続きを終えて、
「どこ行くの?」と聞かれたので
「和多都美神社以外全く決めて無くて…どこかお勧めありますか?」と聞き返すと手作りのファイルを捲りながら絶景スポットなどを教えてくれました。
めちゃくちゃ親切!
しかもその手作りファイルが素晴らしくて。
対馬にいる間の私の相棒でした。
写真撮ってないのが残念。
対馬に行かれるときはバジェットレンタカーさんお勧めです!
目的の地へ
まずは何と言っても和多都美神社に行かないと。
潮の満ち引きによって鳥居が海の中になってしまう。
とのことで、なるべく干潮時に行きたいなぁと思いました。
対馬の潮の満ち引きはこちらでご確認いただけます。
ちゃんと時間を調べて行きました。それもあって1番初めの目的地に。
ていうかね、和多津美神社うんぬんの前に、もう全てが綺麗なの!
レンタカーで走ってると自然が豊かで山、海がずっと美しくて。
最高のドライブなんです。
「最高ー!」って言いながら(もちろん独り言)走ってました。
和多津美神社の手前に真珠浜を横から見渡せる場所があって。
これがまた美しいんだわ!
神話の地
古事記では天照大神の孫ニニギ(邇邇芸命)が出雲での国譲りを経て高天原から芦原中国を治めるべく天孫降臨を果たします。
その後木花佐久夜毘売という美しい妻との間に出来たの息子達。
兄、海幸彦と弟、山幸彦(こちら通称ですがわかりやすいので)
海幸彦は釣りが得意。
山幸彦は狩りが得意。
ある日山幸彦は釣りがしてみたくなり海幸彦に釣り針を貸して欲しいとねだります。
ぜーーーーったい貸したくない兄。
めちゃくちゃごねる弟。
なんとか釣り針を借りた山幸彦でしたが、なんと釣り針を失くしてしまいます。
当然激昂する兄、海幸彦。
代替の釣り針を送ったりするものの、
見つけるまで絶対に絶対に許さん!とどうしても許してくれません。
兄の大人気無いほどのキレっぷりに途方に暮れ、シクシク泣いていると潮の流れを司る紙が現れ小船に乗せてくれます。
「そのまま進むと魚の鱗のように屋根を葺いた綿津見神という海神の宮殿がある。門に着いたらその側の井戸の上にある桂の木に座っていれば何とかなる。」
山幸彦は言われた通りにすると……
っていうくだりの井戸!!
座って待っていると井戸に後の山幸彦の妻となる海神の娘、豊玉姫の侍女が水を汲みにやってきます。。。
その後色々オモシロエピソードを経て豊玉姫結婚したりするんだけど、その井戸!
ちなみに浦島太郎の元になったとも言われているそうです。
わーお!
神話の地に大興奮!
しかも自然がとても美しいっていう。
もう少しで目的の和多津美神社っていうところでものすごい寄り道。
だって海が綺麗なんだもの。
写真を撮りまくり満足したところで先に進みます。
ついに和多都見神社!
この後ろを向くと例の海の中の鳥居があります。
感動。。。
とにかく美しくて。
写真ばっかり撮っちゃって全然進めない。笑
和多都美神社
和多都見神社は先ほどの神話で出てきた山幸彦…彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)と妻である豊玉姫命(とよたまひめのみこと)を祀っている神社です。
こんな珍しい鳥居も。
三柱鳥居。私はこちら以外では奈良県の大神神社の手前でお目にかかりました。
参拝を済ませるとそのまま奥の森に入れそう。
どうやら奥の森は本当は裏参道だったみたい。
拝観料100円だって。。。
書いてて今知った。次に行くときにお支払いします。ごめんなさい。
この森がまた素晴らしいんだわ!
めちゃくちゃ美しくて。本当に自然が最高!
で、豊玉姫お墓もあって。
裏参道に気づいて良かった!
ここから対馬にいる間、ずーっと椿に導かれるように進みます。
こういう感じでこっちだよーと言わんばかりに落ちてるのよたくさん。
ただの椿の終わりの時期だからでしょ?
と言われたらそれまでですが、何だかわからないけどとにかく椿に導かれてる気がしました。
ここが最大の目的地だし、特に行かなきゃいけないところもないのでこれでもかというくらい和多都見神社を満喫しました。
もう清々しくて最高の気分でした。
そしてレンタカー屋さんお勧めスポットに向かいます。
続く。
最後にちょっと自己紹介
アラフォーになった私は旅が大好きになって、
更に写真を始めたことでもっともっと旅好きになった。
今は滝とか山とか自然が満喫出来るところばかりを旅している。
写真家として実名活動しているが屋号は
『こだまのあそびば』
木霊がいそうな場所を写真におさめています。
お手軽に行ける場所、行けない場所とあるけれど
私の旅の記録を残して誰かの参考になれば良いなと思っています。