#20 国語学習を通じて広がる世界を学ぶ
先般、Instagramのフォロアー様のお子様方とオンラインで国語の学習を開催しました。こちらの授業後の所感は、stand_FMにも音声配信しておりますので、合わせてご視聴いただけましたら幸甚に存じます。
使用教材は、出口汪先生の「論理エンジン4年生」を使用し、レベル1の水中にんじゃきょうりゅうを題材に据え、約2時間にわたる授業を行いました。
この水中にんじゃきょうりゅうの内容は、
1900年にアメリカのコロラド州で発見された史上最大の恐竜の骨から、恐竜学者が当時の生態を推測し、結論づけていく内容のものでした。
約3ページの文章となっており、低学年には少々長い文章であったかもしれません。
また、参加者が1年生から6年生までの5名様となっており、国語の語彙力や文章理解力に差のある中での授業であったため、難しい要素もありましたが、理解力の高いお子様方のご参加に助けられ、概ね最終理解に到達しての授業終了となったと思います。
授業内容について
授業のアジェンダ
授業のアジェンダは、
①国語学習の意義と効用
国語学習を通じて、こうなって欲しいという私の願いをお伝えしました。
②参加者輪番による音読
音読は、その子のレベルが最も把握しやすい確認方法です。
文句なしの6年生、学年レベルを通り越した2年生、3年生、4年生。
そして、難しい漢字もクリアしながら読み進めた頑張り屋の1年生。
つまり、全員、相当な力を持ったお子様方ということになります。
③形式段落毎の内容把握
文章構成の最小単位である形式段落毎に何が書かれているのか?
こちらの把握を中心に読み進めていきました。
④文章全体に何が書かれていたのか?の確認
これは、指名方式で文章全体で何が書かれていたのか?を確認しました。
当然、初見の文章であり、十分な読解時間がありませんので、ハイレベルな
お子様方でも、もれなく内容を説明することは難しかったと思います。
⑤文章全体の要約のコツ
文章を塊で捉える重要性を解説。
形式段落をつなげ、意味段落に昇格させ、文章の骨格を把握。
この文章全体の把握と要約に使用したツールが下記のホワイトボードのイメー
ジマップとなります。
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