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兄弟社のOAK選手紹介NO.8 今、一番欠かすことのできない台頭著しい大型中堅手 〜JJブレデイ〜



こんにちは 兄弟社です!

OAK選手紹介も8人目の記事となりました


今回はすっかりチームの核として定着してきた男 
JJブレデイを取り上げます

いきなりちょっと前置きですが
このJJブレデイはOAKが主力を大放出した際に
対価としてOAKに入団した選手の一人です

実はアマチュア時代は大学NO.1外野手といわれ、期待され続けてきた彼

そんな彼が今季はOAKでその才能と能力を存分に発揮しようとしています

がっちりしていて風格漂う大型のパワー型中堅手という

野球ファンならワクワクせずにはいられないような

魅力の詰まった選手となっています!


ちょっと前置きが細かくなってしまいました💦


それではいってみましょう!!







前置き


また前置きするんかいって感じだと思いますが

少しだけ🤏


ブレデイは2022年まではマーリンズに在籍していた選手で

昨年までマーリンズ時代も含めて
2年連続打率1割台と確実性に欠ける打者といった感じでしたが

今季は持ち前のパワーや優秀な選球眼、改善されたコンタクト能力を活かして

OAKの2番打者に定着

現在ア・リーグの2塁打ランキングでジャッジと並んで1位タイという長打マンっぷりも発揮し チームを牽引しています


ブレデイの今季成績 (2024年6月20日時点)

AVG.255 10本27点 OPS.809
22二塁打(ア・リーグトップタイ)




昨年までの経歴

国籍 アメリカ

生年月日 1997年11月10日

ポジション 外野手

身長 190センチ

体重 93キロ

左投左打



ヴァンダービルト大学時代
3年目の2019年に

AVG.347 21本72打点と圧倒的な成績を残し
「大学NO.1外野手」と呼ばれる

同年のMLBドラフトにてMIAから1巡目指名(全体4位)をうけて入団し
同年にA+級でデビュー
AVG.257 3本19点 OPS.690の成績を残した

2020年はコロナウイルスの影響で公式戦での出場は無かった

2021年はAA+級でプレー
120試合に出場して
AVG.300 15本85点 6盗塁を記録

大きくステップアップを果たした

2022年はAAAで開幕を迎え
7月23日にメジャー昇格し同日のPIT戦でデビュー

7月28日CIN戦にて初ホームランを放った
その後 出場機会を得て65試合に出場

AVG.167 5本16点 4盗塁 OPS.586という成績だった

なおマイナーでは
AVG.228 20本52点 OPS.852という成績



そして2023年2月にAJプクとのトレードで
OAKへの加入が決定した


マーリンズ時代のブレデイ


2023年シーズン

OAKに加入したブレデイはスプリングトレーニングで AVG.258 1本1点 OPS.748という成績でレギュラーシーズン入り

主に両翼を守り昨年よりも
出場機会を増やし
チームの準主力として85試合に出場

逆方向にも放り込む自慢のパワーを見せ
256打数で10本塁打と二桁ホームランを達成し才能の片鱗は感じられたが

AVG.197 OPS.665と全体的に苦戦気味の成績となった









2024年 中堅手へコンバートした経緯


JJブレデイは今季から両翼ではなく中堅手としてプレーしているのですが
これにはちょっと特異な経緯があります

ちょっと横道逸れますがその経緯から少し紹介します

チームは2023年
球界でも屈指の中堅守備を誇っていた若手のクリスチャンパチェを放出

その後2023年はルイーズが主に中堅手に入りました

ルイーズという選手はもちろん
昨シーズンのア・リーグ盗塁王(67盗塁)で
球界でも超トップクラスの脚と勝負強い打撃を持っている良い選手なのですが…

彼は守備にあまりにも難がありました

UZR-11 DRS-17と参考程度の指標とはいえ
かなり壊滅的な数字
流石にこれでは新しい中堅手を据えなければいけませんでした


ここで2024年誰が中堅手やるんだ問題に白羽の矢が立ったのがJJブレデイでした




能力開花の今季


ブレデイは今季のスプリングトレーニングで
AVG.348 2本7打点 OPS1.010と
上々の仕上がりでレギュラーシーズン入り

「3番中堅手」で開幕を迎えました

開幕4戦目の4月1日CLE戦では
2本のタイムリーを放ち 
チームの今季初勝利に貢献

4月3日のBOS戦では今季第一号となる逆転2ランを放ちましたがその後は打撃好調とはいかず

対左の試合ではルイーズにスタメンを譲る機会もあり4月は
AVG.233 1本6点 OPS.666とやや不本意な成績で終えました




しかし彼の5月はこれまでと一味違いました

5月1日PHI戦で2本のホームランを放ち
幸先の良い5月のスタートを切ると

優秀な選球眼とがっちりとした体格、コンパクトなスイングから
高々と舞い上がった美しい放物線で長打を放つ打撃スタイルを武器に

チームの2番打者に定着

月間10二塁打 月間7本塁打と長打が量産体制に入ります

5月は AVG.267 7本16点 OPS.953

中堅守備も安定しており一気に球界でも有数の中堅手となったと言って良いでしょう


5月発表のMLBネットワークによる中堅手ランキングでは第3位にランクインしました!!



6月に入り チームは下降線を辿っていますが
ブレデイは好調を維持

6月8日のTOR戦で自身初のサヨナラ本塁打



6月19日のKC戦では2本のタイムリーを含む
3本の二塁打を放ちました

この試合で今季の二塁打の数は22

上述しましたがなんとこの数字はジャッジ(NYY)と並んでア・リーグトップタイです!


ホームランもコンスタントに放っており
既に去年と並ぶ10本塁打を放っています

中堅守備はDRS-1と平均的で安定した守備力を見せており 

中堅手誰がやるんだ問題を見事解決

現場のみならず、フロントさえ救った男といえるかもしれません笑

輝かしいアマチュア時代からプロ入り後は苦戦気味な彼でしたが

今季はOAKで最も欠かせないコアになってくれました





2024ブレデイ


彼のサバントです


二塁打数はア・リーグ1位タイでOPSが8を超える彼ですが
意外にもハードヒット率やバレル率 
バットスピードの値は高くありません


少し上述しましたが
彼はボールを掬い上げるような打球で長打を打つ打者なのでこのような結果が出ていると思われます
それを裏付けるように
LA sweet spot(バットの芯に当たる確率)の値が高いです

バレル率やハードヒットが全てではないと思わせてくれる選手の一人ですね

chase %(ボール球スイング率)の低さや四球率の高さも優秀で
確実性にも成長がみられます


守備ではアマチュア時代に投手経験があるおかげか肩の良さも非常に目立ちます

ハードヒット率やバレル率が重視されてきてる球界の中で
ブレデイのような選手は非常に面白いのではないでしょうか






JJブレデイの今季ベストモーメント



1.  5月1日PHI戦 
JJブレデイが決勝ソロを含む2本のホームランで勝利に貢献



2. 6月8日 TOR戦  
自身初のサヨナラ本塁打を放った試合
メイソンミラーにMLB初勝利もプレゼント🎁









まとめ



ここまでご覧いただきありがとうございました


昨年までMLBでは苦戦していましたが

今季ここまで攻守に安定した成績を残し
チームのコアとなったJJブレデイ

打球速度の速さが重視される昨今ですが

あまりいない珍しいスタイルで長打を量産していることも含めて非常に面白い選手です

何より彼は「大型中堅手」

ワクワクせずにはいられない!


成績推移的に
まさに本格覚醒前夜ともいえるJJブレデイ


今後の活躍もめちゃ楽しみですね!!



最後までご覧いただきありがとうございました🙇‍♂️

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JJ bleday bye-bye👋


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