兄弟社のざっくりOAK選手紹介no.2 浪漫溢れる若き正捕手 〜シェイランゲリアース〜
ご覧いただきありがとうございます
需要があるかはさておき、
一応シリーズ化していこうと思っているOAK選手紹介の第2弾!!
今回取り上げるのはシェイランゲリアースです
OAKファンではないよという方も
藤浪投手が昨年アスレチックスに在籍していた際に
ずっと彼の球を受けていた気さくそうな顔立ちのおじさん捕手(26歳)に見覚えはないでしょうか?
その気さくそうな彼こそ今回取り上げる
シェイランゲリアースです
〜穴は多いが球界でも有数の長打力を持つ強打の捕手〜
<ざっくり経歴>
2019年のMLBドラフト1巡目(全体9位)でアトランタ・ブレーブスから指名されプロ入りした元有望株の選手
2022年3月14日にマット・オルソンとのトレードで、クリスチャン・パチェ、ライアンキューシック、ジョーイエステスと共にオークランド・アスレチックスへ移籍
同年8月16日レンジャース戦でメジャーデビュー
メジャー初打席で有原航平から二塁打を放つ
2023年 ショーンマーフィーの退団もあり、正捕手に定着 チーム2位の22本塁打を放った
通算成績と今季成績(2024年5月26日時点)
通算 AVG HR RBI SB OPS
.209 38 111 4 .697
今季 AVG HR RBI SB OPS
156 .212 10 26 1 .750
彼は2023年シーズンから現在に至るまでOAKの正捕手を務めています
正捕手一年目となる昨シーズンは以下のような成績を残しました
G AVG HR RBI SB OPS DRS(c)
135 .205 22 63 3 .681 -13
これを見ていただくだけでも、彼の特徴が結構わかっていただけるかもしれませんね
単純な長打力や打球速度に関してはチームでも1,2を争うばかりか、球界でも有数のものを持っていると思っていいでしょう
更に昨シーズンの盗塁刺殺数は38 これは両リーグ最多と、肩に関しても素晴らしいものを持っています
しかし、年齢を考慮してもキャッチャーとしてやはり穴が多いのが現状…
ご覧の通りDRS(各ポジションの平均と比較し、どれだけ失点を防いだかを示す指標)は、-13とかなりいただけない数字…
彼の昨年のスタッドキャストを見てみましょう
上のbattingの欄を見ていただくと、コンタクト率に課題があることが分かります
有数の長打力を誇りながら、昨シーズンのOPSは.681(出塁率.268と長打率.413)に留まってしまいました
しかし目に止まってしまうのはcatthingの欄
ブロッキング、フレーミングに難があることを示す結果となってしまっています
次に2024年の彼のサバントと、彼の今季についてです
battingの欄を見ていただくと、
xwOBA(安打や四球など出塁を伴う要素に得点価値を加重して算出される←難しすぎる),
xSLG(長打率の期待値)や、バレル率の向上が見られ 長打力に凄みが増していることがわかります
またcatchingの欄のpoptime(盗塁阻止を図る際の時間の目安)が、2023と同様非常に優秀であり肩も素晴らしい
低打率とコンタクトへの課題はあまり変わっていませんが、フレーミング,そして少しながら
ブロッキングも改善しており、彼の成長が見られます
そしてあまり大柄でないどっしりした体型ながら、足が速いんです笑
彼は結構固め打ちタイプで、とんでもない爆発をする試合があります
〜今季のベストモーメント〜
彼が大爆発した試合の動画のリンクを3つ貼っておきます(ベストとは)
1 vs TEX 4-3win
同点ホームラン×2,土壇場の9回に逆転2ランの3発で全打点を叩き出すという神がかり的活躍を見せた試合
2 5/9(ダブルヘッダー1試合目)
vsTEX 9-4win
このダブルヘッダーの2試合で2HR8打点と、TEXキラーぶりを発揮
更に両試合どちらも2回裏の第一打席で逆転2ランを放つというデジャヴみたいなとんでもないことをやってのけました
3 5/9(ダブルヘッダー2試合目)
vsTEX 11-12 lose
〜 終わりに 〜
ここまでお読みいただきありがとうございました!!
少しでも記事が面白いと思っていただけたら嬉しいです
ランゲリアースは今やルッカーやトロ、JJブレディなどと並んで今季のアスレチックスの軸となる選手です
ぜひ彼にも注目してみてください
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