桃太郎の鬼退治伝説のモデルの五十狭芹彦命。
桃太郎の鬼退治伝説のモデルになったのは吉備津彦命ですが、それと戦ったという温羅命は、後に鬼とされました。この温羅命は、在地の有力者であり、「吉備冠者」と称していました。この鬼退治とされたモデルは、三世記後半頃に起きた歴史事象でしょうが、吉備津彦命より前に統治していた、温羅命を始めとした有力者は大国主命を祖とする一族と思われます。また、この一族が奉斎した神は天照神と、その后神の所謂、瀬織津姫命といっていいのではないでしょうか。
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