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ついにお腹を壊す【インド🇮🇳アウランガバード】

インドのコーチン国際空港からムンバイへ移動し、エローラ遺跡があるアウランガバードまで向かう。

コーチン国際空港のラウンジで昼ご飯を食べ、久しぶりにコーヒーを飲んだ。

インドに来てからは毎日チャイを飲んでおり、日本で毎日飲んでいたコーヒーはいつの間にかチャイに置き換わっていた。

ここでコーヒーに浮気した罰が当たった。

久しぶりのカフェインにお腹をやられてしまったのだ。

飛行機に乗り、ムンバイ空港に着陸した直後、突如腹痛に襲われた。CAさんには「まだ座っていてください」と言われたが、我慢できないという表情で訴えたところ、緊急事態を察してくれたのか、トイレに行かせてもらえた。

その後、ムンバイで乗り継ぎまで時間があったので観光する予定だったが、それどころではなくなってしまった。

とにかくキツかった。

「インドでは日本人はみんなお腹を壊す」と言われているが、その後のインド旅では一度もお腹を壊さなかった。

まさか空港ラウンジのコーヒーでやられるとは思わなかった。

アウランガーバードへの道のり

ムンバイ空港到着後、エローラ石窟群へ行くためにアウランガーバードへ向かう。移動手段は寝台バスだ。

指定されていたバス停に向かったが、誰もいない。
近くの人に聞いてみると、バス停は2kmほど先の真っ直ぐ行ったところにあるという。

時間がないので、重いバックパックを背負いながら走る。

やがて人が集まっている場所に到着した。売店の人に聞いたところ、ここがバス停らしい。

夜だが外は蒸し暑く、かなり疲れていた。

時間ギリギリで到着したものの、全くバスが来ない。何台もバスが通り過ぎるが、一向に自分が予約したバスは現れない。

近くにいたインド人に聞いてみると、親切にも僕の予約したバス会社に電話して確認してくれた。この人はとても親切で、何度も電話をかけて「あとどれくらいで到着するか」と確認してくれたり、バイクに荷物を置かせてくれたりした。

どうやら彼は日系企業で働いており、以前日本にも住んでいたことがあるらしい。生粋の日本大好きインド人だった。

2時間遅れでようやくバスが到着し、乗ることができた。

本当に優しいインド人に救われた。

バスに乗ってからというもの、軽い熱中症のような症状が出てしまい、すぐに横になった。

いやーキツかった。

エローラ石窟群への冒険

翌朝アウランガーバードに到着し、予約していた宿に向かったが、なぜか満室になっており、別の宿に行くことになった。

インドあるあるなのかな。

着いた日は少しゆっくりして、翌日エローラ石窟群へ向かうことにした。

エローラ石窟群とは、インドのマハーラーシュトラ州にある34の石窟寺院で、仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教の3つの宗教が共存する、岩を直接掘り抜いて作られた壮大な建築群である。

「建てた」ではなく、「掘って造られた」ものなのだ。

エローラ遺跡に到着後、40℃超えの灼熱の中で写真を撮ったので、ぜひ見てほしい。

アウランガーバードには2泊し、その後ムンバイに寝台バスで戻った。

次はワンピースの舞台になった街へ向かう。

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