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オッサンのゲップに苦しむ【インド🇮🇳バンガロール】
チェンナイからバンガロールへの移動は、電車で約5時間だった。
インドの列車と聞くと、多くの人はごった返した混雑やカオスを想像するかもしれない。
でも、少しお金を出して指定席を取れば、快適とまでは言わないまでも、そこまで気になるものではない。
今回の席は3人掛けの真ん中。指定席だから仕方ない。
隣には巨漢のオッサンが座っていた。発車前から持参した朝ごはんを猛烈な勢いで食べ始める。そして食べ終わると、今度は驚くほどのゲップの連発だ。
“ゲーッ”
“ブッ”
“グォ”
昼になると車内食が配られた。隣のオッサンが食べ始めるのを見て、「食うな!」と心の中で念じたが、無駄だった。どうやら大食いらしい。そして、食事の後には再びゲップの嵐がやってくる。
さらに気になったのは、インド人の肘掛けマナーだ。
彼らは片側どころか両サイドの肘掛けを占領する。
真ん中の席に座った僕はただでさえ窮屈なのに、肘を置く場所すら奪われてしまう。「少しくらい譲れよ」と思うけど、そんなことでイライラしても仕方ない。
実はこの経験を教訓に、後日インドで飛行機に乗った際、オッサンが肘を置く前にこちらが先に陣取る作戦を試してみた。
結果は、相手が「やられた!」という顔をしていた。
先手必勝が肝心だと学んだ。
ちなみにGoogleで肘掛けのマナーについて調べたところ、特に明確なルールはないらしい。
インドの車内や機内マナーは全般的に悪い。大音量でYouTubeを見たり、電話したり、ゲップをしたりするのが当たり前だ。でも不思議と不機嫌にはならなかった。
これはたぶん考え方の問題だろう。
「他人に気を使わなくていい」と思えば、意外と楽になる。
旅を続けているうちに、周りの目を気にしなくなった自分がいる。
あれだけ世界一周を決断するときに周囲の反応を気にしていた自分が嘘のようだ。
インド人ありがとう。
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さて、バンガロールに着いたが、写真はあまり撮っていない。
理由は暑さと人混みに圧倒されたからだ。
大きな市場に行ってみたが、そこはとてつもない熱気と人の波。
街を歩いていると、何やら独特の臭いが漂ってくる。
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その正体が分かったのは、目の前でオッサンが立ちションを始めたときだ。そして次から次へと別の人たちも続く。
これが強烈な臭いの原因だった。
思わず後ろ姿を写真に撮ったけれど、それを載せたらnote運営から警告を受けそうなので控えておく。
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次回はインドで出会った日本人の話をする予定だ。
インド編、まだまだ濃い話が続く。
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