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記念写真を撮られる【インド🇮🇳デリー】

夜行列車でデリーへ

ジャイサルメールから夜行列車に乗り込み、首都デリーを目指す。
これから本格的なインドの洗礼を受けることになるのだろうか、そんなことを考えながらも、これまでの旅で嫌な思いをしたことはほとんどなく、むしろインドの魅力にどんどん惹かれていく。

車窓から眺めるインドの風景

インドは人口世界一、故に貧富の差がすさまじい

列車が走り出し、車窓からインドの風景を眺める。乾いた大地、ひしめくように建てられた家々。
正直なところ、

"こんなところに住んでいるのか"

と驚かされることも多い。

それでも、窓の外に広がる風景にはどこかしら生命力を感じさせるものがある。
もしインドを訪れるなら、ぜひ列車に乗って車窓からの景色を見て欲しい。
何か心に響くものがあるはずだ。

デリー駅での洗礼

デリー駅に到着すると、待ち構えているのは案の定、客引きの嵐。
初めての頃は戸惑ったが、今ではこれにもすっかり慣れた。
騒がしい中でもどこか楽しめる余裕が出てきた気がする。

デリー滞在はわずか2泊。次の予定がすでに決まっているのと、インド旅に費やせる資金と時間を考慮して、ここからは駆け足で巡ることにした。


混沌としたデリーの街

道路の向こう側の屋根の下はトイレ。
こんなの臭いがするに決まってる。

街を歩くと至る所で感じるし尿の匂い、一生静かにならないクラクションの音。
混沌とした街並みは、旅人としての心構えを試されているようだ。
カメラを街中で出すのは、いつの間にか壊されるのではないかと不安になる。
結局カメラを出す勇気がなくてスマホ写真ばかりになってしまった。

バターチキンカレーとの出会い

「Karim」って店のバターチキンカレー

それでも、美味しい食べ物には出会える。
有名なバターチキンカレーを食べてみたが、予想以上に脂っこかった。
インドには申し訳ないがスリランカカレーの圧勝だった。
美味しかったけどね。

ジャーマー・マスジドへ立ち寄る

訪れたジャーマー・マスジドというモスクは、意外にも静かで心地よい空間だった。旅をしていると、名所と呼ばれる場所よりも、ふらりと立ち寄った場所が心に残ることが多い。
デリーお気に入りスポットになってしまった。

デリーの街では、何度も写真を頼まれる場面に出くわす。頼まれるままに写真を撮っていると、なぜかその場の雰囲気が和むのが不思議だ。
インド人と記念写真を何枚撮ったか分からない。

有名なレッド・フォートにも行こうとしたが、閉館時間が迫っていたため入場できず、残念だった。

レッド・フォート

日本人だとわかると「シンゾー・アベ!」と声をかけられることが多い。どうやら安倍元首相がインドに大きく貢献したらしい。
詳しいことは分からないが、知らないことが多いなと感じた瞬間だった。

とにかくインドに行くと日本人っていうだけで写真を一緒に撮ろうといってくる。芸能人になった気分だ。

タージマハルへの旅

滞在中にタージマハルを見に行くため、デリーからアグラ行きの列車に乗る。インドに来たことがある人なら分かると思うが、デリー駅周辺ではよく「アグラ行きの電車は運休しているからタクシーに乗れ」と嘘をつかれる。
駅構内では多くの人が寝ている。電車待ちなのか、ただ寝ているだけなのかは分からない。

僕も客引きに大声で「電車はない。運休している!」と言われたが、彼らのすぐそばで人が静かに寝ているのを指差しながら
「そんな大声出したら寝てる人が起きちゃうだろう」と言うと、
意外にも素直に「Sorry..」と返してきた。思わず関心してしまった。

もちろん電車は通常通り運行しており、無事にタージマハルへ到着。
タージマハルは人でごった返していた。
インド人でも暑そうにしていたので、言うまでもなく僕は干からびていた。

次はインドで有名な川のある場所へ向かう予定だ。
この旅がどんな風に展開していくのか、自分でも楽しみで仕方ない。

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