自己紹介の抜け感

私は人見知りをほぼしない方で周りからも気さくな人と言われる事が多い。そして自分自身も初対面の人と話すのが得意であると感じている。ただ1つ苦手な事がある。時間として設けられている自己紹介である。

理由は大きくわけて3つ程ある。(厳密にはもっとあるが)
1つ目はレスポンスが薄いという点である。会話であればこの趣味は合わないから違う話に変えようといった柔軟な対応が出来るが自分からの一方通行でしかも聞き手が多いと気になっている点も相手ごとに違うためどの話をするべきか分からなくなってしまうため自分に自信が無くなり弱々しくなってしまい結局ありきたりな小学生のテンプレの様な話をしてしまう。
2つ目はどこまで崩していいか分からないという点である。私はいつもボケたりつっこんだりして自分と気楽に接していいんだという事を相手に分かりやすくしている。しかし皆さんも1度は見た事があると思う。最初の自己紹介でボケまくってそこがピークで自己紹介以降シュンとしてしまう人を。自己紹介は一方通行であるためにそれが発生してしまうのだ。だから私は自己紹介にボケはいらないと思う。しかし自分の面白みをどこかで表現しないといけないとも思う。例えば「マジックが得意」とか「ふりかけを持ち歩いている」とか。自慢にならなくて且つ引かれない程度の癖や特徴出し。ここが本当に難しい。なんせ人によってその価値観が異なるから。
3つ目は自己紹介後である。ちょっとだけ相手の情報を知っているだけにスタートが本当に難しい。全員分の話を覚えていても気持ち悪がられるし、知らなすぎても話聞いてなかったのかと幻滅される。だから第一声を逆にかけづらい。しかも趣味の外枠だけを知ってしまっている分、話をきいても驚きが少なくリアクションに困る。

私は今日も自己紹介の抜け感を模索し続けるだろう。

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