クラフトビールの分析研究事業を立ち上げます
こんにちは。博士号持ちのビール醸造家です。
社長に「何を考えてるか知りたい」と言われたので、ROM専だったnoteを活用して情報発信をしていきます。
と書くと受身ですが、今年から個人事業を立ち上げようと思っているので、その発信もしていかないとなーと思っていた次第です。
※会社を辞めるわけではないです。
立ち上げようとしているのは、クラフトビールやその原料の分析研究事業です。
クラフトビールの醸造は職人の仕事という色が強く、職人の経験や感覚でビールの味が大きく左右されます。
経験の積み重ねによって行われる作業は必ず科学的根拠があるはずなのですが、クラフトビールを専門に研究する機関は日本にほぼありません。
職人と科学を結びつけることで、クラフトビールの醸造においてイノベーションを創出したいと考えています。
現在も成分分析を受け入れている機関はありますが、費用が高いので継続的に分析できないというパターンもあります。
しかし、醸造所が増えている現在、ビールの成分分析に絞ればコストはかなり抑えられるはず。
ひとまず、大学の設備は使わせて頂けることになりました。
現在はオフフレーバーを定量(どれくらいの濃度かを分析)できるように調整中です。
硫酸イオンまで含めた水質分析はもうできます。
とはいえ、ずっと借りた設備で分析していては持続性がありませんし、自前の設備も導入していかなければなりません。
なので分析費用をどう設定するか検討中です。
定期的な収入がなければ設備を維持できないので、サブスク的な感じにするのか、
気軽に分析できるように1回あたりの金額を設定するのか。
今考えているのは「月額~円、~回まで分析可能。追加で分析を依頼される場合は~円」みたいな感じかなと。
ビジネスの感覚があまりないので難しいですな。
そもそもnoteの書き方が分からん笑
そんなこんなでこれからよろしくお願い致します。