2年後に『漁網アップサイクル=amu』のポジションを獲りにいきます。
はじめにと宣言
2年後に『漁網アップサイクル=amu』のポジションを獲りにいきます。
少しamu のことを知ってくださっている人からすると
『それはそうなんじゃないの?』って思った人もいらっしゃるかもしれないですが、このポジションを獲りにいく理由を書いていきます。
① 漁網をアップサイクル企業が増えてきた
3年半前から「漁具を資源にできたら面白いかもしれない」と思い続けてきましたが、ここ数年で漁具を再資源化する流れは国内外でグッと高まってきたように思います。
こんな感じ👇
だからこそ、自分たちのナイロン素材ブランドである「amuca」だからできることに向き合って戦っていきます。
そして間違いなく戦えると確信しています。
そして正直な話、漁網が原料として取り合いになっている世界線はもう訪れています。
この状況で少しでも漁師さんが幸せになっていればそれに越したことがないと思っているのですが、本当にそうなのか。疑問に思う部分もあります。
② 漁具全体の10%弱をみんなで取り合っている
現状の私たちも含めてですが、アップサイクルできる漁網の種類はかなり限定されています。
回収対象になる漁網は全体の漁網の10%弱くらいの割合です。
経済合理性、リサイクル技術などなどを考えると絞らざるを得ないことは
本当に痛いほどわかるのですが、
この10%弱の漁網をさまざまな会社で取り合うのはなんだか違う気がしています。
漁網を未来の資源にする。と決めたのに、
勝手に自分たちや業界で資源にできる漁網とできない漁網を区別している状況に違和感を感じています。
だから、amuはすべての漁網をアップサイクルする
漁網を資源化する環境ができてきて、動いてきて見えてきたものがあります。
だからこそ改めて、「漁網アップサイクル=amu」のポジションを獲りにいく宣言をすることに意味を感じています。
具体的には、素材に関わらず、すべての漁網をアップサイクルできる企業を目指します。
漁網をアップサイクルするアンサーの一つがamucaであって、
まだまだ色々な技術を組み合わせて資源化できる漁具を増やしていきます。
いらないものはない世界をつくる
私たちのVISIONである「いらないものはない世界をつくる」を達成するには
まず、漁具で実現をしてみせます。
視座を高く持ち続けて、漁具を信じ続けた先に達成できると思っています。
それには私たちの力だけでは到底達成できないので
リサイクル技術を持っている企業、素材を使用してくださるブランド
漁師さんさまざまな関係者の力を結集させていく必要があります。
そんな生態系作りがポイントだと考えています。
一人勝ちに何の意味もありません。
全員で良い未来を勝ち獲ります。