amu設立1年。いま思うこと。
はじめにと自己紹介
本日、5/15でamuを設立してから1年が経ちました。
思い返すとまだ1年なのかと思うほど濃密な時間でした。
きっと未来、何かしらのためにもなるだろうと思ったので、
1年間amuをやってみた現在地を書いてみます。
初めてamuを知ってもらう人もいると思うので、簡単にどんなことをしているかというと、
廃棄漁具をリサイクルしてamucaという素材ブランドを運営しています。
これまでの1年
そんなことをやっている私たちamuですが、設立から1年間たって思うことは
『考えていた数十倍、漁具のリサイクルは甘くない』ということ。
『マグロを追いかけて世界一周した漁師が使った漁具からスニーカーを作ったらかっこいいんじゃないか?』
3年前、私がこの事業の種になる仮説を発想してから、
実現する方法を模索していくと
「あらゆる業界を横断しないといけない」ことが少しずつわかってきました。
「漁業」「リサイクル」「素材」「輸送」「アパレル」「環境」
全ての業界で素人だったので、本当にたくさんの人に相談してまわって
基本的にたどり着くのは『漁具をリサイクルしない理由』。
でもそのほとんどの理由が「現状していないから、やったことがないから」というものでした。
「であればなおさらチャンスじゃん!」と思うたちではあるのですが、
そう思う人は世の中に少ないということもよくわかりました。
そんな中でもへこたれず、相談をしてまわるとそれぞれの業界の中で
「面白い、やってみよう」と
私たちと一緒に漁具をリサイクルする未来を信じて、
応援してくれる熱を帯びた仲間が少しずつ増えてきました。
この1年間はそんな業界ごとに力をかしてくれる仲間を探す時間でもありました。
そしてそんな仲間たちと漁具をリサイクルする
熱くて強いサプライチェーンが整ったのがいまのamuです。
改めて思い返すと本当に私たちは運が良い。いただいたご縁を紡いでいきます。
同時に根気強く開拓、コミュニケーションを続けて、
漁具の資源化のサプライチェーンを繋いだチームメンバーを誇りに思います。
共同創業4人と伝えると「いつか仲間割れするぞ…」と
心配されることも多いけど、そんなことものともしないくらい
本当にいいチームになってきたと思う。
これからの1年
これからの1年間は
「漁具がこんな面白いモノに生まれ変わるのか!」という瞬間を
世の中に爆発的に増やしていきます。
こうして泥臭く、根気強く続けて来れたのも
「こんなにも物語に溢れる漁具が素材になったら絶対価値になる」
ということを信じてきたからです。
これまでの1年は漁具を「素材に生まれ変わらせる」ことに集中しました、
これからの1年は漁具が「価値になることを証明する」ことに集中していきます。
マグロを釣ったテグスが
サメやメカジキ、タラを獲っていた網が生地、ペレットになりました。
Tシャツ、ジャケット、リュック、キャップ、メガネ、テント、イス、タイル
誰と何を作ろう? 考えるだけでワクワクしませんか?
摩訶不思議な事業をやる理由
何がそこまで私たちを動かしているのか?
少しお伝えしたいと思います。
私たちのVISIONは「いらないものはない世界をつくる。」で
あくまで「漁具のリサイクル」は手段と考えています。
誰からも厄介モノとして扱われている廃棄漁具の可能性を信じて
価値があるモノだと世の中に証明することが
私たちのVISIONの達成につながります。
だから、漁具のリサイクルを行っています。
あらゆるものに可能性があることをamuを通じて証明したいです。
これはモノだけではなくて、地域だったり、人の人生に対しても同じで
私自身、心から思っていることです。
可能性を信じて物事をあらゆる方向から視ることで
いらないものはない世界をつくっていきます。
きっとその世界の方が面白いです。
おわりに
こんなまだまだ駆け出し中の駆け出しで
可能性しかないamuですが、どうかよろしくお願いします。
最後の最後ですが仲間も絶賛募集中です。
少しでも興味持ってくれる人がいればXのDMか会社のお問い合わせフォームからご連絡いただけると嬉しいです。一緒にやりましょう!
X :https://twitter.com/kodai_amu
お問い合わせフォーム:
https://forms.gle/WbG9bFVKi49dEsrE6
ここまで読んでくれてありがとうございます。
おまけにこれまでの1年間のお気に入り写真を載せます。(毎年恒例にしたい)
おまけ 1期目お気に入り写真たち
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