Obsidian の フロントマター を活用して Markdown ファイルに Metadata を追加する
Obsidian には フロントマター ( YAML front matter ) という概念が存在します。
Obsidian で作成したファイルの冒頭に次のような YAML 形式の情報を記載することで、ファイルのメタデータを記載することができます。
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key: value
key2: value2
key3: [one, two, three]
key4:
- four
- five
- six
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この記法は Jekyll や Hugo 、 Gatsby といった静的サイトジェネレーターによって広まった記法です。
Obsidian のバージョン `0.12.12` の時点で次の4つの key が標準サポートされています。
`tags` (more information)
`aliases` (more information)
`cssclass`
`publish` (Publish and unpublish notes > Automatically select notes to publish and Publish and unpublish notes > Ignore notes)
MarkDownload でダウンロードしたWebページの Meta情報 を見る
MarkDownload という Chrome の拡張機能を使うと Webページ を Markdown形式 のファイルとしてダウンロードすることができます。
ダウンロードしたファイルには次のような Meta情報 がファイルの冒頭に含まれています。
notes に Meta情報を追加する
私が Obsidian で note を作成する際には、次のような フロントマター を冒頭に記載しています。
こうすることで、 Graph View で情報の関連を見るときに tags で設定した情報をもとに検索をすることができたりと、 Obsidian の使い勝手がより良くなります。
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created: 2023-01-04T13:15 (UTC +09:00)
tags: [obsidian,note,YAML front matter]
type: blog
author: My Name
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また `~/templates/Template Notes` に 次のようなテンプレートを保存しているので、コマンドで テンプレートを呼び出すだけで簡単に必要な情報を入力することができるようになってしています。
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created: {{date:YYYY-MM-DD}}T{{time:HH:mm}} (UTC +09:00)
tags: []
type:
author: My Name
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読書メモ Meta 情報を追加する
Obsidian では Markdown 形式のファイルに Meta情報 を付与することで 拡張機能を使用した使い勝手の良い操作を実現することができます。詳細については次の YouTube を参考にしてみてください。
私は上記の YouTube の内容を参考に、次のような 読書メモ用の Template を作成してみました。データが溜まるのが楽しみです。
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created: {{date:YYYY-MM-DD}}T{{time:HH:mm}} (UTC +09:00)
Alias:
Author:
-
Cover: "![[]]"
Category:
Rating:
Status:
ISBN:
tags: []
type: book
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参考情報
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