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ハリウッド ザ メディア シショウ

メディアに踊らされてはならない。

私はマスメディアが好きではない。彼らはページビュー稼ぎのために暴論ををでっち上げまくるからだ。

今ホットな女性のHPVワクチンが良い例である。

本来、2013年4月から小6~高1の女性に対して、政府は公費でワクチンを打てるようにしていた。またそれと同時に積極的推奨もしていた。しかし、ワクチン接種後体の痛みなどを訴える人たちが出てきた。そこで、その少ない事例をメディアが騒ぎ立てた結果、同年の6月には積極的推奨がされなくなってしまった。
それまで70%の女性がワクチンを打っていたが、推奨がされなくなった後には1%まで接種率が落ちてしまった。

HPVワクチンは子宮頸がんを予防するためのワクチンであり、女性の半分が子宮頸がんになると言われて、約2割の可能性で死に至るらしい。
そんなものを体が痛む理由だけで推奨停止にしてしまって良いのだろうか?推奨をやめてしまう政府も馬鹿だが、やはり一番罪重きものは国民の不安を駆り立てたメディアである。

当然の結果であるが、平成12年生まれの女性の子宮頸がん検診の細胞診異常率が11年度以前に生まれた女性に比べて上昇していると言うことが最近のニュースで分かった。これの非は確実にメディアと政府にある。

これを受けて政府はワクチンを打ちそびれた一定年齢の女性に公費でワクチンを打てるように動くらしいのだが一刻も早く実施してほしいと思う。

この事例からも分かる通り、メディアは自分達のページビューのことしか基本考えていないので、ニュースなどを鵜呑みにするのではなく自分で考えて判断することが必要であると思う。

芸風はまさに誇張しすぎるハリウッドザコシシショウと一緒である。

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