見出し画像

【天下繚乱】サンプル紹介⑤ 降魔の鬼神

「鬼神変幻! ことごとく妖異は我が前に滅するべし!」

05降魔の鬼神

 古来より鬼神の血を受け継ぐ者あらば、その者妖異と戦う宿星を持つ。その姿まさに鬼なれど、不可思議なる力を振るいて邪悪を浄化せし者、鬼神衆なり――。
 鬼神衆であるキミは、里人と関わらず、彼らの影となって、世を脅かす妖異と戦い続けてきた。
 だが、キミの父であり師であった男は、鬼の力を制御することができなかった。時の果てから現われた閻羅王の力に魅入られ、鬼神衆の敵となったのだ。愕然とするキミに、鬼神衆を率いる“御前さま”はこう告げた。
 “村雨丸”を見いだすこと。そうすれば、時空破断による世界の歪みは修復され、父を救うこともできよう、と。そうしてキミは旅に出た。村雨丸を見いだすのが先か、人々のため、父を討つのが先か。今日もその身を鬼へと変え、キミは悪へと立ち向かう!

 『変身忍者嵐』『快傑ライオン丸』『仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼』『衛府の七忍』……変身ヒーローと時代劇はその誕生の瞬間から密接な関わりをもっている。

 “降魔の鬼神”はそうした和物変身ヒーローをイメージしたキャラクターだ。彼は日本を妖異から守る古来からの戦闘集団“鬼神衆”の一員であり、我が身を鬼へと変えて戦うのだ!

 このサンプルキャラクターは攻撃においても防御においても一切の隙がない。まさに攻防一体、無敵の超鋼なのだ。

 その装甲はあらゆる攻撃をはじき返し、手にした伝説の武具〈鬼霊刀〉はあらゆる妖異を切り裂くだろう。変身中は《流水の型》を用いて、さらにダメージと回避の達成値を増大させることもできる。

 それに加え、その重装甲を利して味方をカバーし、ダメージを軽減することにも優れている。いかなる悪であっても、“降魔の鬼神”を打ち砕くことは容易ならざる行ないなのだ。

 “降魔の鬼神”は刃なき人を護るための盾だ。誰かを守るための戦いであれば、これほど使いやすいサンプルキャラクターはないだろう。あなた以外の誰かが傷つくのを止めるために、自分が涙を流す覚悟があるのなら、弱者の鎧たることを望むのなら、これはあなたのためのサンプルキャラクターだ。

●クラス解説~鬼神衆(きしんしゅう)~

 鬼神衆ははるか昔、人を救うため人と交わった鬼の意識を受け継ぐ“御前さま”なる生き神によって、妖異と戦う力を与えられ、歴史の影として妖異と戦い続けてきたもうひとつの“武士”である。

 彼らは極力現世の権力闘争に関わらぬことを誓っており、山の民や海の民といった、朝廷にのみ忠誠を誓う放浪の人々とともに、妖異と戦ってきた。

 各地に住まう、神職を起源とする武士の中には、鬼神衆としての血を伝えており、一朝事あれば表の主君の命すらも捨てて、妖異と戦う者がいるという。

 また、鬼神衆の血が強く発現した子などがいれば、里に連れ帰り、鬼神衆として育てるとされている。これ以外にも、素質あるものを弟子として鍛えることもある。

 妖異の存在は公に秘されているため、鬼神衆について知る者は少ない。知っていたとしても、「鬼と戦う鬼」というイメージだけが先行し、人ならぬ怪物と誤解されることも多い。そのため多くの鬼神衆は、みずからの素性を隠している。

●次回予告


 次回は新シリーズになって追加された新たなるクラス、人界のために天下りし“神霊”について紹介しよう!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?