最初の相談者がノックを。。。
相談室主任 “猫のおばさん” 宛てに
早速ご相談が届きましたよ
ご紹介しましょう！
上司の「丁寧な指導」に耐えきれなくなってきました……
と仰るのは
私は20歳代後半の男性Aさんです。
昨年の春に異動してきた上司にもう耐えきれません。
上司は、40歳代半ば。きわめて仕事熱心な男性です。
とにかく、自分にも部下にも要求水準が高く、完璧を求めます。例えば、書類づくりの際に、言われたとおりに修正しても、また別の修正個所を見つけて指摘してきます。決して大声や乱暴な言葉は使わず、丁寧な言葉でネチネチと説教が続きます。それを聞いているうちに、もう、何をどのようにすれば「解放」されるのか、わけが分からなくなってしまいます。
彼のことをたまたま以前から知っている隣の部署の人は、『あの人は昔からあんな性格で、自分でも変えられないんだろう。彼の部下でうつ病になって退職した人もいる。でも、〈パワハラ〉と言われないように巧妙にやっているから、部下になったら災難だね』と、陰で話してくれました。けれども、私のために力になってくれる気はなさそうです。
この上司は、自分より職位が上の方や取引先の方などには、とても丁重で、愛想の良い顔しか見せません。だから、上のほうに訴えても理解されず、どうにもならないと思います。
私はもう疲れ果ててしまいました。出勤する朝が来るのが怖いです。職場から逃れるために、死んでしまいたいと思うこともあります。私はいったい、どうすればよいのでしょうか?
ふむふむ たしかに「あるなぁ。。。」と
Aさんの苦しい思いで 胸が苦しくなりますね～
ほんとうに 毎日がおつらいことでしょう
さて 死んでしまいたい とまで苦しんでいるAさんは
いったい どうしたらよいのでしょう？
一日でも早く急ぎたいですね
すぐに "猫のおばさん” にお尋ねしました！
「職場のストレスは仕事そのものに関するものであって、人間関係などはそう重要ではない」と思っている人もいます。
しかし現実には、ひとりの上司の“性格”のために、部下が心身ともにヘトヘトになって「適応障害」「うつ状態」になってしまうことも、決して珍しくありません（もちろん、上司と部下が逆転している場合も、横並びの同僚の場合もあります）。
こどもの教室やおとなの職場は、たとえていうなら、「イガ栗」も「リンゴ」も「桃」もひとつの箱に詰め合わせて揺さぶっているような場ではないでしょうか? 「イガ栗」の傍に置かれた「桃」は、きっと傷だらけになることでしょう。相談主さんは、いま、この「桃」のような状況にあると、私は思います。
以前にも「彼に潰されてうつ病になって退職した人がいる」のであれば、その撤を踏まないようにするしかありません。
まずは、自分の心身を守ることが先決です。
そのためには、会社に保健室や相談室があれば、まずそこを訪れることをお勧めいたします。そこから心療内科を紹介してもらえるはずです。もし、そういう部署が無ければ、このような職場のケースを扱いなれている心療内科を探して（最近は、ネットにも病医院のホームページが載っています）受診し、ありのままの苦しみを訴え、病気休暇をとれるよう、診断書を書いていただくことをお勧めいたします。できれば、「職場での人間関係のストレスを減少する必要がある」といった意見も添えて頂ければ幸いです。
診断書が出れば、会社の厚生課・人事課も対応せざるを得なくなり、パワハラの可能性が認識される可能性もあり、その上司から逃れる道が開かれることが期待されます。
とにかく、「誰も助けてくれない」と絶望し、
ひとりで耐え続けることはやめましょう。どうか、SOSの声を上げてください。それが、あなた自身を守る唯一の道なのです。
これまでAさんは じゅうにぶんに耐えてきました
すぐにでも傷だらけになったAさんご自身を守る道を選び
助けを求め、もうひとりで耐え続けるのはやめた方がいいですね
身動きがとれないところから脱出しましょう。
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