マスオさんが”一家の主”となるために
家族での在り方に悩むKさんからのご相談に
猫のおばさんの見かたは?
こんなふうです。。。
テレビアニメになって人気の漫画『サザエさん』で、〈波平さん〉が亡くなった後の生活を想像しながらご相談文を読ませていただきました。相談主さんの義母は、〈フネさん〉とはタイプの違う方の様な気がします。〈フネさん〉ならきっと、みずから一歩引いて、上手に〈マスオさん〉を立て、頼りにしてくれるような気がするのですが……。
妻にとって、夫の両親との同居に比べ、自分の両親との同居は恵まれた条件だと思われますが、そこにはそこの苦労があるようです。自分の母と夫の“板ばさみ”の悩みを訴える方は珍しくありません。そこで興味深いのは、「夫がもっと母のことを理解してくれたらいいのに……」と言われる方が少なくないことです。
相談主の義母さんは、夫と死別しても、家族のなかでの自分の立場が変わったとは思っておられないのですね。昔なら「隠居」という立場がはっきりしていましたが、今ではそういう概念も薄れています。夫と死別したとしても、住み慣れたわが家で、主の座を娘婿に譲って「離れ」に引っ込むなど、思いもつかないのではないでしょうか? それまで、おとなしくて“分をわきまえた”〈マスオさん〉の心に、このような“不満”が渦巻いていることなど、想像もされていないのではないでしょうか。
義母さんが察してくれないとすれば、ここは、奥様とじっくり話し合うしかないと思います。奥様に対しても不満が高まっておられるようですが、ここは、ぐっとこらえて、相手に通じるように話をすることが望まれます。
さて?あなたなら、どんな風に妻と話しますか?
奥様を怒らせてしまったら”元も子もない”ような
慎重に通じるようにお話する作戦を練らねば
ですね
猫のおばさんのアイデアは次回に――
まだ続きます~!
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