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保育現場への想い

心が安定しているほど、新しいことや不安なことにも取り組みやすくなり、本人も周りも生きやすくなるということを感じてきました。
この土台を作っているのはおそらく幼少期で(その後の体験で変わっていくことももちろんありますが)、幼少期の体験が非常に大きな人生のベースになっていくことを感じています。

そう考えていくと、これからの日本を支えていくのは、保育現場なのではないかと思うのです。
子どもたちの心を守り育ちを支え、保護者を支える、とてもとても大切なお仕事です。

ですが、保育現場で働く人たちが安心して保育に専念できる環境でないことも少なくないようです。
それはけして園長先生や管理職の先生方が怠けているということではなく、それぞれが一生懸命やっているけれど、なかなかうまくかみ合わないことがあるということなのだろうと思います。
保育者も様々、子ども親も様々、その地域の環境やとりまく人々も様々ですから、どこの園も一筋縄ではいかず、常に試行錯誤しながらやっていらっしゃるのだろうと思います。

そうした保育現場の方々の心を少しでもお支えするために、何かできることはないか、と考え、たどりついたのが、このリーフレットです。

今回も、コドモダマシイさんにデザインをお願いしたら、とっても素敵なイラストを描いてくださいました!

左側は、職員が生き生きと働けている園をイメージしています。
いろんな果実が実って、そのまわりにはいろんな動物が集まって、思い思いに過ごし楽しんでいる様子が伝わってきます。

右側は、職員が疲れや不安・不満を感じながら働いている園をイメージしています。
枯れるまではいっていないけれども、元気がなく、まわりに元気を分けるのは難しそうな様子が伝わってきます。


職員が生き生きと働けるように、できることがたくさんあります。
心を支えるための、無料で使える支援ツールや相談窓口があるので、まずはそれを知っていただくことが、ほんの少しでも助けになるのではないかと思いました。
仲間とコドモダマシイさんには、kocoroneのサービス内容をアピールした方がいいのではないかと言ってもらったのですが、kocoroneのサービスは、無料で使えるものを使っていただいてもなお対応に悩む場合に検討いただければいいという気持ちから、下の方に少し記載するのみとしていただきました。
もちろんkocoroneのサービスも使っていただきたい気持ちはありますし、使っていただけたらお役に立てる自信もあるのですが、保育現場は経済的な余裕があまりないことも知っていますので、本当に保育現場にお役に立つことを優先したいという、私のエゴです。が、それでいいと思っています。


「こどもの心の豊かさは おとなの心の豊かさから」というキャッチコピー、気に入っています。
保育は感性が大切な世界です。
保育者の心が安定して余裕があって繊細であることが、子どもたちの自由でのびのびとした成長につながると思います。
そのためには、保育者が安心していられる環境を作ることが必要不可欠です。

修士論文で保育者に関する研究をさせていただいて感じたのが、保育観をいかにすり合わせられるか、そのための対話がいかに安心してできるか、が大事だということです。
そもそも保育現場では対話する時間をとること自体が難しい状況がある中で、いかに自分自身を大切にしながら、互いに尊重し合える関係を構築するのか。
保育現場に限らず、大変なテーマです。
kocoroneは対話を大事にした支援を行っていますので、こうしたテーマについてご支援ができるのではないかと思っています。

合同会社kocoroneでは、保育現場へのご支援を行っています。
保育者へのメンタルヘルスケアの支援だけでなく、管理職の方へのメンタルヘルスケアのご支援も行っています。

すべての支援について「保育現場応援割引」を設けています。
それでも利用のハードルが高いという場合は、ご希望を伺いながら実現可能なところを一緒に探っていければと思っていますので、どうぞお気軽にご相談ください。
https://kocorone.studio.site/forcare/ECEC

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