見出し画像

⑥ アイドル

わたしは中学生のときに欅坂46に出会いました
あまり言ったことはないのですが、本当にわたしに大きな影響を与えてくれていて、メンバーの生写真を集めるのが趣味なくらい、本当に本当に、大好きなのでここでちょっとだけ話そうかなと思います、!!!

わたしはずっとアイドルといえばAKB48でした 可愛いフリフリの衣装を着て、可愛い子が笑顔で可愛い曲を可愛く踊っている、そんな愛想を振り撒くアイドルが好きな方には受け入れられないかもしれませんが、成長過程において必ずと言っていいほど経験する心の機徴をめちゃめちゃ的確に表現していた、わたしのアイドルの概念を壊してくれたのが欅坂46なのです、、!

わたしは中学生の時、本当に欅坂の世界観が自分の世界観だったんです!泣
声にできない苦しさを代わりに表現してくれていて、少数派に寄り添い、「自分は一人じゃない」と思わせてくれる、心の拠り所のような存在
みんな違ってみんないい、なんて耳障りの良い言葉では騙されない、私が求めてるのはそんな答えじゃないんだ、とスマホ越しに力強くうたっていました、中学生のわたしは本当に惹き込まれてしまったんです、、、т т

みんな違ってみんないい、とか、よく学校で聞いた言葉
でもそんな言葉は綺麗ごとでしかなくて、なんて無責任な言葉なんだろう、少し私より長く生きてるってだけで、勝手に人生を分かった気になってるだけの人たちの集まりなんだろう、とか思ってためちゃめちゃ反抗期な時期がありまして、、!!笑
だって、自分らしくなんて言われたって、私には個性がない、音楽が好きとか、旅行が好きとか、そんなの誰にでもあるような趣味で
当時は、自分といえばこれ!みたいなものが無くて
誰にも負けない特技なんてあるわけなくて

でも欅坂46と出会って、
何者でもないわたしもいつか何者かになりたいと思えて、、、、!


高校生、大学生、と成長するにつれて欅坂の世界観を俯瞰して見れるようになって、共感よりも懐かしさに近い感情が湧いてくるようになりました

今でも歌詞を見なくても歌える
中学生の時のあの感情、鮮明に蘇って脳内から言葉が出てくる感じ!
大人になるにつれて出会えなくなる感情だと思っていたのに、久しぶり。そんな感じ、溢れる言葉の収束先が見つからない感じ

欅坂の曲から卒業できた時が大人になった時だと信じていました、とっくに大人になったと思っていたけど全く大人になんかなれていなくて、むしろ中学生の時よりも解像度の高い子供のわたしがいて、振り払おうにも振り払えなくなる
中学生の時は思春期、反抗期、と言い訳ができたけど18にもなって思春期なんていってられない、でもこの感情は間違いなく思春期のそれで、恥ずかしいという感情よりも、まだ思春期から抜け出せていないというほうがしっくりきます、

いまわたしは楽しいと思えることを見つけられて、札幌でバンド活動をしています
まだ何者にもなれていないしなににも染まっていないけど

今年の6月、欅坂46のメンバーだった佐藤詩織さんと鈴本美愉さんと1時間くらいお会いできて話せる機会がありました
会えるってなった日からずっと何話そうか考えてて、
でもいざ本物を目の前にした時、色々な感情が入り混ざって涙が止まらなくなった、、、
頭が真っ白になってしまって、ずっと大好きですということをめいっぱい伝えました、!
佐藤詩織さんが着ていたPUMAのTシャツもいただいて、全てが本当に夢のようだった。
生きていたらこんなに幸せなこともあるんだとも思えた

そして、やりたいこと、好きなこと、好きなだけやらないと自分の人生後悔しちゃうよと言っていただいたので
たくさんやりたいことを見つけて、全部やって、いろいろな経験をして、色んな感情に出会いたい、もっともっとこれから人生たのしみたいです!т т

最近言葉にするのを遠ざけてしまっていたので、また自分の気持ちを言語化できるように人とたくさん話そうと思います!!

これからどうなるのかなんて予想はできませんが、
もっと自由にできたらいいなー

では!!

いいなと思ったら応援しよう!